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更新日:2015年11月30日

県広報紙「ひばり」12月号「なつかし・いばらき」

県の発展を支えた水浜線と筑波線

水戸の街中を走る路面電車「水浜線」

「煙の出ない汽車が走る」そう言われて、1922(大正11)年に開業した茨城交通水浜(すいひん)線は、上水戸(水戸市)から湊(現在のひたちなか市)までの約20キロメートルを結ぶ路線で、市民の足として利用されていました。
チンチン電車の愛称で市民に親しまれた水浜線でしたが、バスやタクシーの増加による利用者の減少などにより、1966(昭和41)年5月31日にその歴史に幕を閉じました。

水戸の街中を走る水浜線

水戸の街中を走る水浜線

筑波山麓を走る「筑波線」

1918(大正7)年の開業以来、美しい筑波山を背景に走り続けた筑波鉄道筑波線は、JR常磐線の土浦駅(土浦市)からJR水戸線の岩瀬駅(現在の桜川市)までの約40キロメートルをつなぎ、沿線住民や観光客の貴重な足として活躍してきました。
しかし、車社会の到来などにより、1987(昭和62)年3月31日にその歴史に幕を閉じました。
筑波線の線路跡は、現在、通称つくばりんりんロード(一般県道桜川土浦自転車道線)として整備され、多くの方に親しまれるサイクリングロードとなっています。

筑波山麓を走る筑波線

筑波山麓を走る筑波線

水浜線と筑波線が走る様子は、「なつかし・いばらき」の映像(県だよりNo.55(外部サイトへリンク)No.136(外部サイトへリンク))でぜひご覧ください。


 

水戸の街中を走る水浜線

 

筑波山麓を走る筑波線

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「なつかし・いばらき」の映像については、県広報広聴課報道グループ029(301)2118

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次回「ひばり」1月号の新聞折り込みは1月1日(金曜日)です。

 

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