機械システム科（ものづくりの礎である加工と,先端産業であるロボットの融合「メカトロニクス」）

概要

• メカトロニクスとは,機械（メカニクス）と電子技術（エレクトロニクス）を融合したものです。これを活用した技術は,エアコンやプリンターなどの家電製品から,ATM,自動改札機,発電所,航空宇宙業界まで幅広く利用されております。
• 機械システム科では，機械加工技術と制御技術を兼ね備えた,製造やメカトロニクス関連の業種で活躍する職業人の育成を目指します。  
• 「機械（加工や3次元CAD等）」「電気・電子（制御回路の製作等）」「コンピュータ制御・情報（プログラミング等）」についてバランスよくトータルに学べるので,在学中に自分の興味や適性を見極めることができます。

   

  
  　機械ｼｽﾃﾑ科紹介動画（外部サイトへリンク）

実習風景

•  写真左から「自動生産システム（メカトロニクス））」「マシニングセンタ」「ライントレースロボット」
• 機械システム科の訓練風景を動画でご覧になれます（クリックすると動画が見られます）
• 機械システム科の授業・実習の様子を詳しく知りたい方は,機械システム科の特集（当学院ブログへリンク）をご覧ください。オープンキャンパス（体験型）では,実際に実習を体験できます。詳しくはオープンキャンパスの特集（当学院ブログへリンク）をご覧ください。

 メッセージ

取得可能な資格

在学中12種類

1. 第二種電気工事士
2. 技能検定（普通旋盤2級技能証）
3. 技能検定（シーケンス制御3級）
4. 技能士補（メカトロニクス科）
5. ガス溶接技能講習修了証
6. 産業用ロボットの教示等特別教育修了証
7. 産業用ロボットの検査等特別教育修了証
8. 機械研削といし特別教育修了証
9. 自由研削といし特別教育修了証
10. アーク溶接特別教育修了証
11. MOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト）Word
12. MOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト）Excel

必要経験年数の短縮

1. 職業訓練指導員試験受験資格
2. 2級技能検定受験資格

主な履修科目

 目標とする就職先の業務内容

• メカトロニクス関連の技術者は,自動生産設備の設計,構築,プログラミング及び保守などを行い,高度化・複雑化する生産設備を確実に稼働させることに貢献しています。

主な就職先

日立オートモティブ・システムズ(株),日立建機(株)土浦工場,東京化成工業(株)つくば事業所,(株)サンキャスト,(株)増渕製作所,(株)テイ・アイ・シイ,ヤマト精機(株),荻野工業(株),SMC(株),関彰商事(株),(株)協立製作所,（有）白石製作所,三和ニードルベアリング(株),(株)マカベ,(株)藏持,(株)榎戸製作所,(株)東晃,(株)稲見精密,(株)はがた,(株)安秀工業,(株)イズミスチール,(株)エイブイシー,(株)富田製作所,マルカ冷機(株)

目指せメカトロニクスのスペシャリスト！！若年者ものづくり大会”優勝”そして,技能五輪・全国大会へ

若年者ものづくり競技大会

• 技能を習得中の企業等に就職していない20歳以下の若年者で,産業技術専門学院や工業高等学校等で勉強する方達等が技能習得の成果を競う全国の大会です。
• 機械システム科では,メカトロニクスの職種に出場しています。
• 総合成績で3位以内に入ると技能五輪全国大会へ出場することができます。

技能五輪全国大会とは

• 原則23歳以下の選抜された方だけが出場できる青年技能者の技能レベルの日本一を競う技能競技大会です。
• 技能五輪国際大会が開催される前の年の大会は,国際大会への派遣選手選考会を兼ねています。
• 機械システム科は全国大会に出場した実績があります！

 参考：技能五輪国際大会は,正式には国際技能競技大会と呼ばれ,2年に1度（奇数年）開催。

メカトロニクスの競技内容

• 競技は合計７時間で，1チーム2名の選手が連携して,装置の設計,組立,調整,プログラミング及び保守を行い,作業の速さと正確さを競います。
• 工場の自動生産設備を模擬した装置（FAモデル）を使用し,センサからの情報をもとに空気圧シリンダ,ベルトコンベアなどの機器を自動制御し,製品に相当する直径4センチメートルのワークを搬送します。

出場実績（若年者ものづくり競技大会）

・電気工事科へ

・金属加工科へ

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