ホーム > 茨城を創る > 科学技術・研究開発 > いばらき宇宙ビジネス創造拠点プロジェクト > 令和6年度いばらき宇宙ビジネス支援事業補助金 採択事業者決定!
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更新日:2024年8月5日
茨城県では、宇宙ベンチャーの創出・誘致と県内企業の宇宙ビジネスの新規参入を推進する「いばらき宇宙ビジネス創造拠点プロジェクト」に取り組んでおります。
この度、県内に活動拠点を有する企業等による宇宙ビジネスへの新規参入及び事業化を促進するため、新製品開発や販路開拓等に要する経費の一部を支援する「令和6年度いばらき宇宙ビジネス支援事業補助金」の公募を行い、審査の上、採択事業者を決定いたしました。
事業者名 (所在地) |
事業内容 |
(株)アート科学 (東海村) |
ロケット・人工衛星等の宇宙関連機器に使用するCMC製部品の特性評価 宇宙・航空関連分野で使用される高耐熱材料のCMC (セラミックス基複合材料) 製部品を製造・販売することを目指す。本事業では、CMC材料を加工した製造部品の機械的特性への影響を評価する。 |
大丸鉄興(株) (境町) |
金属3Dプリンターによる宇宙機器に適用可能な粉体の積層条件確立 金属3Dプリンターを用いた造形に必要な積層条件、積層状態観察及び、機械的特性等を評価し、宇宙機器産業における部品製作を目指す。 |
(株)たすく (つくばみらい市) |
宇宙用OBC(オンボードコンピュータ)サブシステムの開発 宇宙環境に適応した汎用的なOBC(オンボードコンビュータ)サブシステムの構造と熱設計を行い、近い将来の軌道上実証に向けた準備を整える。 |
(株)菊池精機 (那珂市) |
超小型人工衛星用構体の海外販路拡大 「超小型人工衛星用の構体」の開発・加工サービスを受注するため、世界的な市場でもあるアメリカ、EU圏の海外企業も参加する国内の有力な展示会に出展し、本格的な宇宙産業進出の実績を獲得する。 |
(株)ウイット (那珂市) |
宇宙機器用水素分子吸蔵カーボン等の複合材による超軽量宇宙線遮蔽体の開発 高強度・軽量というカーボンの特徴を活かし、各種添加物の樹脂分散技術を応用し水素分子を中心とした分子レベルの添加物による遮蔽効果の検証と、省エネに寄与する軽量素材を宇宙船や衛星の部品として展開できる新しい複合材を開発する。 |
(有)アストロン (鹿嶋市) |
HAPSに搭載可能な「空中給電ユニット」の開発 宇宙航空研究開発機構(JAXA)ではマイクロ波送電技術を使った宇宙太陽光発電事業が進められている。また同送電技術を使ってHAPSと呼ばれる成層圏プラットホームに電力を供給する研究も行っている。今回はその「空中給電ユニット」の受電部の試作を行う。 |
(株)amulapo (つくば市) |
宇宙機器の運用計画における自動化・省人化を目的としたアルゴリズム開発 国内外で宇宙開発に関する需要が高まる中、①宇宙開発自体にかかるコストの軽減②少ない人材で宇宙開発におけるミッションを達成させる方法論の確立を目指している。本事業では、宇宙機器の運用計画における自動化・省人化を目的としたアルゴリズム開発を担うことを目的とした新規事業の体制構築を行う。 |
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