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更新日:2024年11月4日

農作業中の熱中症に注意しましょう!

夏季は暑い日が続き、熱中症に注意が必要となります。熱中症は適切な対策をすることで防ぐことができます。お互いに声を掛け合い、予防しましょう。

なぜ熱中症になるのか?

  • 熱中症とは、体温調節機能がうまく働かなくなり、体内に熱がこもった状態を指します。
  • 人間は、暑い環境下や農作業などで体を動かして体温が上がると、「皮膚血流量の増加」と「発汗量の増加」によりその上昇を防ごうとします。
  • 汗をかきすぎると体内の水分不足による「脱水状態」となり、体温調節をうまくできなくなって体内に熱がこもり、熱中症になる危険性が増加します。

体温が上昇する要因

体温が上昇する要因

農作業時の熱中症を防ぐためのポイント

熱中症の目安となる暑さ指数(WBGT)に注意しましょう

暑さ指数(WBGT)とは、熱中症を予防することを目的とした、人体と外気との熱のやりとり(熱収支)に着目した指標で、人体の熱収支に与える影響の大きい1湿度、2日射・輻射(ふくしゃ)など周辺の熱環境、3気温の3つを取り入れた指標です。

 

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茨城県の暑さ指数はコチラでわかります▼

作業の前に

  • 暑さ指数だけでなく天気(気温、湿度等)も確認しましょうkaeru4
  • 体調不良時(睡眠不足、飲酒状況)は熱中症になる危険が高まります。無理をしないようにしましょう。
  • 特に梅雨明けは、身体がまだ暑さに慣れていない中で急に高温多湿な天候に変化するため、熱中症になる危険が高くなります。
    • 体が暑さに慣れることを暑熱順化(しょねつじゅんか)といいます。暑い日が続くと、体は次第に暑さに慣れて熱中症になりにくくなります。

作業時に

  • なるべく二人以上で作業しましょう
  • こまめに涼しい場所で休憩しましょう
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  • 水分だけでなく塩分もとりましょう
  • 帽子で日差しを遮り、汗を逃がしやすい服装で作業しましょう。熱中症対策グッズも活用しましょう
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「熱中症対策パンフレット」(農林水産省)(外部サイトへリンク)を加工して作成

  • ビニールハウスなどの施設では、風通しをよくしましょう
  • 涼しい時間に作業しましょう
  • 特に高齢者は、体内の水分量が減少していたり、暑さやのどの渇きに対する感覚が弱くなるため、水分補給や休憩に努めましょう
  • 汗をかき、体内の水分と塩分を失った状態で水だけを摂取すると、体内の体液濃度が薄まるのを防ごうと身体が水分を排出してしまう自発的脱水が起こることがあります。このため、発汗時は塩分を含むスポーツドリンク等を飲みましょう

体調が悪くなったら

早い対処は快復への近道です。熱中症の疑いを感じたらすぐに対処しましょう。

 kaeru2-101.作業を中断

【熱中症の代表的な症状】
・汗をかかない、体が熱い
・立ちくらみ、痙攣、めまい、吐き気、頭痛
・倦怠感、判断力低下

kaeru2-202.応急処置

涼しい環境へ避難
・衣服をゆるめ体を冷やす
・水分・塩分を補給

 

kaeru2-303.病院へ

応急処置をしても改善しない場合は医療機関で診断を受けましょう
・意識がない場合はすぐに救急車を要請しましょう

関連サイト

 

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このページに関するお問い合わせ

農林水産部産地振興課種子対策

〒310-8555 茨城県水戸市笠原町978番6

電話番号:029-301-3926

FAX番号:029-301-3939

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