ホーム > 茨城を創る > 農林水産業 > 地域の農林水産振興 > 県西地域 > 県西農林事務所結城地域農業改良普及センター > リアルタイム現地情報 > 令和5年リアルタイム現地情報 > ナシ「恵水」樹体ジョイント栽培現地検討会が開催されました
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更新日:2023年12月8日
11月28日に、八千代町の現地ナシ園で、県育成ナシ品種「恵水」の樹体ジョイント栽培早期多収実証モデル圃場現地検討会が開催され、県内ナシ生産者および関係機関70名が参加しました。
この検討会は、新技術「ナシ樹体ジョイント栽培」の導入推進による「恵水」の出荷量増大と、儲かるナシ経営体の育成を目的に、茨城県梨組合連合会及び農林振興公社、農業総合センターの共催で開催されました。
普及センターからは、定植4年目となる実証モデル圃場の栽培概要や、収量確保の状況、早期新梢確保に向けた試験結果を説明しました。この圃場は収穫2年目で順調に収量が増加し、課題であった側枝確保も、新技術の検討により年々改善が図られ、園主は栽培に手ごたえを感じています。
また、総合センター専門技術員より、早期多収に向けた剪定のポイントを説明し、参加者と実際に剪定を行いながら検討を行いました。
参加者からは、「この技術を導入しており、樹勢の強い『恵水』の管理ポイントを意識できた」「今後導入する際に参考になる」との声が聴かれました。
普及センターでは、今後も引き続き、実証モデル圃場の栽培支援や収益性の継続確認を行い、「恵水」樹体ジョイント栽培の現地優良事例育成に向けた活動を行っていきます。
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