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更新日:2022年6月17日
10月29日,普及センター生改実験室および会議室にて結城地域女性農業士会食農教育活動「農家の若手女性 カトレア染め(草木染め)教室」を開催し,23名が参加しました。結城地域女性農業士会では,毎年食農教育活動として農家の若手女性を対象に料理教室を開催していましたが,今年は山野井会長が洋蘭農家であるめ,高価なカトレアを惜しげもなく使った染めものに挑戦しました。商品にならないカトレアを集めて大量に冷凍保存しておいたものを使い,大人はシルクストールを子供はハンドタオルを染色しました。最初にカトレアの芯を取り除き,花びらをネットに入れたものをジップロックに入れ揉み,水を加え,染めるものを入れます。そこに色素を抽出するため,クエン酸を加えると紫色の液が赤く変化するので,さらに液を揉み込み染色します。
染まるのを待っている間に,食事をとりながら自己紹介等を行い交流を深めました。最後に,仕上げの作業として,酢を加えて色止めし,水で洗い,布を絞って乾かせば出来上がりです。お子さんには,事前に染めておいたハンドタオルでウサギの作り方を教えたり,赤大根に酢を加えて混ぜると赤く色が変わる様子を観察してもらいました。参加者からは「初めての草木染めで,良い体験ができ楽しかった。」という声が聞かれました。今後も普及センターでは,女性農業者活動の活性化のため支援を行っていきます。
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