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管轄地域の結城市、八千代町、常総市は県南西部に位置し、東西9キロメートル、南北44キロメートルと南北に長く、中央部を鬼怒川が南流しています。河川地域は沖積層の平坦な水田地帯、台地は関東ローム層の火山灰土壌からなる広大な畑作地帯となっています。水田地帯には、普通作大規模農家が点在し、畑作地帯では、都市近郊という立地条件を活かした露地野菜の大産地が形成されています。
年間平均気温13.5℃(初霜10月下旬、終霜4月下旬)、年間降水量1,300ミリメートル。
結城市から八千代町、常総市北部にかけては露地野菜の大産地で、春・秋冬レタス、メロン、ハクサイを中心に、ネギ、ナス、トウモロコシ、キャベツ等が生産されています。結城市のレタス、トマト、八千代町の春ハクサイ、常総市の千石キュウリが、県銘柄産地の指定を受けています。
管内の平坦な沖積地帯には水稲が主に作付されています。また、水田転作作物として麦や大豆などが栽培されているほか、飼料用稲などの導入も行なわれています。一部では麦や野菜類との二毛作も行なわれ、農地の生産性向上が図られています。
ナシは、銘柄産地の八千代町を中心に、「幸水」「豊水」等が栽培され、市場出荷及び庭先直売されています。食味の良い新品種「あきづき」の生産も増えています。ブドウは結城市を中心に「巨峰」等が栽培され、主に庭先直売されています。新品種「シャインマスカット」の栽培も増えています。その他、一部にキウイフルーツ、ブルーベリー、オウトウ等も栽培されています。
結城市には、盆出荷を中心としたアスター、八千代町には春~夏出荷のトルコギキョウのJA生産部会があります。常総市には、鉢花や洋ラン生産者がいます。その他切りバラ、鉢花生産者等が点在しています。
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