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つくばみらい市の多面組織「弥柳地域資源保全会」では、毎年1月に「鳥追い」という地域の伝統行事を行っています。
この行事では、田畑を鳥の被害から守ることを祈念して、藁や正月に使われた注連縄(しめなわ)などでつくられた小屋を燃やします。主に子どもが主役の行事のため、地域の子どもたちが少なくなったことから取りやめていた時期もありましたが、平成27年頃再開し、今年も子どもたちや消防団を含めた地域の人々約30名が参加していました。
小屋が燃えて倒れた後は、残った火を利用してお餅やマシュマロなどを焼いて食べます。風の冷たい日でしたが、年始から人が集まり温かい笑顔で交流している素敵な取り組みでした。