ひたちなか警察署協議会開催概要
開催日時
令和6年6月7日(金曜日)午後3時00分~午後5時00分
開催場所
ひたちなか警察署会議室
出席者
- 警察署協議会委員
10名
- ひたちなか警察署側
梶山署長以下13名
議事内容
- 前回協議会における意見・要望等に対する措置状況の説明
- 令和6年第2期(4月~6月)の業務推進状況報告及び意見の聴取
- 令和6年第3期(7月~9月)の業務計画案の説明及び意見の聴取
- 諮問事項に対する意見の聴取
諮問事項「不法滞在外国人の総合対策について」
- その他の意見の聴取
協議会の意見、要望及び警察署の対応状況
諮問事項に対する意見及び警察署の対応状況
協議会
- 正直なところ、「ひたちなか警察署管内に不法滞在外国人なんているの?」という印象。身の回りにも外国人はいるが、きちんと会社や工場で働いている人ばかりで、不法滞在外国人はどの辺りにいるのか、どのようなことに気を付けるべきなのか、分からなかった。
- 鉾田市の業者と仕事の取引があり、度々訪れているが、鉾田市は外国人が多いと感じている。ひたちなか市は鉾田市と比べると少ないのではないか。今日の警察の説明を聞いて、仕事で取引のある農家等にも情報を提供していきたいと思う。
- 来日外国人が不法滞在となってしまう背景にはどのようなものがあるのか。最初から犯罪を犯すために来日しているのではなく、少しでもたくさん稼いで母国の家族に仕送りをしたいなどの理由から滞在期間が過ぎても帰国せず、日本に留まっている間に悪事を働くようになる者もいるのではないか。帰国できない背景等も考えて対策を立てるべきではないか。
- 外国人を雇用する側の責任も大きいと思う。在留資格を確認する義務があっても、人手不足等を理由に雇用してしまう事業所もあるのではないか。非常に難しい問題だと思った。
警察署
- 御意見にもあるとおり、当署管内の不法滞在外国人は比較的少ない。県全体で見ると県南・県西地区に多く、県北は少ない。当署管内で稼働する外国人数は多いが、雇用する会社と警察が連携した対応を図ることで不法滞在外国人とならないようにしている。今後も各企業と連携し、外国人対策を推進していく。
- 不法滞在外国人による自動車盗や強盗事件等が発生している。他県や他市町村から管内に入って犯罪を敢行する虞もあるため、警戒を強化していく。
諮問事項以外の意見、要望及び警察署の対応状況
協議会
- 男子中学生被害のリンチ事件検挙について、中学生が集団で暴力を振るったとのことであるが、この中学生達はどのような関係なのか。今はSNSの普及によって地域も学年も違う子供達が容易に集まれるようになり、暴行の方法等もインターネット等を通じて情報を得やすくなっていることが背景にあるのではないか。
警察署
- 本件については、早期に捜査を開始し、被疑少年らを検挙した。最近の事件ではSNSの普及が大きく影響していると思われるが、生命に危険が及ぶような大きな怪我をしている状況もあることから今後も早期捜査に努めるとともに、学校や携帯電話会社と連携したSNS対策も推進していく。
このページの内容についてのお問い合わせ先
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茨城県警察本部警務部総務課公安委員会補佐室
〒310-8550茨城県水戸市笠原町978-6/連絡先:029-301-0110(代表)
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