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更新日:2024年2月28日
田んぼや畑が身近な環境で育った経験から、子どもの頃より農村地域に関わる仕事に就きたいと思っていました。また、大学で学んだ知識を地元のために活かせる農業土木職の仕事に魅力を感じ、志望しました。
農地を、農家の方々が使いやすくなるように行う「基盤整備」の推進に関する業務を担当しています。具体的には、助成事業に関する県内及び国との手続き・調整や、県が行う基盤整備事業の計画審査などを行っています。
農業土木職では、工事を担当し、自分で現場をもつこともありますが、担当した現場が形となったときは大きな達成感を感じます。また、農家の方をはじめ、行政、JA、建設関係業者など、非常に多くの関係者により成り立つ仕事でもあるので、様々な人とのつながりができることや、土木工事など現場に関する知識のほか、営農に関する知識も幅広く得られることも、やりがいの一つです。
新規採用で配属となった県北農林事務所で経験した、台風災害からの復旧業務が特に印象に残っています。被災した農地や農業用施設を目の当たりにして、自然の厳しさを感じるとともに、短期間での調整・設計など大変な面もありましたが、無事復旧が完了し、再び農業が営まれている光景を見たときは感動を覚えました。
些細なことでも、組織内、関係者間で情報共有することを大切にしています。前述のとおり関係者が非常に多いので、仕事を円滑に進める上で情報共有は欠かせません。また、普段からコミュニケーションを取っておくことで、何かあったときに相談しやすい環境作りにも繋がります。
公務員に対しては「お堅い」イメージがありましたが、県に入ってみると柔軟な発想とアツい想いを持って職務にあたる先輩職員が多く、刺激に満ちた職員生活を送っています。仕事内容としても、前例踏襲ではなく、地域をより良くするため、積極的な挑戦が必要となっていることにもギャップを感じました。
もともと休暇が取りやすく、働きやすいと感じていましたが、ここ数年では勤務時間帯の選択肢が広がったり、テレワークのシステム整備がされたりと、様々な面で柔軟に勤務できる環境が整っています。
2017-2019 | 県北農林事務所土地改良部門 (基盤整備事業の計画調査(事業を実施するための調査・計画立案)) |
2020-2021 | 県南農林事務所稲敷土地改良事務所 (基盤整備事業の実施(工事の設計・監督)) |
2022- | 農村計画課 (助成事業に係る県内及び国との手続き・調整、県が実施する基盤整備事業の計画審査) |
勤務前 |
6時30分 起床 7時00分 出勤 8時10分 職場到着 |
午前 |
8時30分 メールチェック 9時00分 関係機関への連絡事項作成 10時00分 予算関係資料作成 11時00分 助成事業に係る現地調査、関係機関打合せ |
昼休み |
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午後 |
14時00分 打合せ報告書作成 15時00分 計画資料確認・審査 16時00分 照会事項等への対応 |
勤務後 |
17時15分 退勤 19時00分 買物しつつ帰宅 20時00分 夕食 21時00分 家事、その他自由時間 23時00分 就寝 |
多様な人、現場、知識に関わることができる農業土木職は、自身の成長も感じられる魅力的な仕事だと思います。農村地域を守る、責任の大きい仕事でもありますが、必要以上に気負う必要は無く、アツい先輩達がサポートしてくれますので、安心して本職種を目指していただきたいです。
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