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更新日:2025年2月3日
大学三年時に、友人がインターンシップに行き、その体験談が非常に楽しそうだったためです。どうせ働くなら大学で学んだことを活かしたいと思っていたこと、農業が盛んな茨城県なら多くのことが学べるだろうと思ったことが動機です。
県産米の生産振興やブランド力向上を図る事業を担当しています。具体的には、茨城県産米の収量や品質を向上させるために、新品種や技術の実証試験の実施や、茨城県で一番おいしいお米を選ぶコンテストを開催し、生産者の所得向上に向けて取組んでいます。
やはり生産者の喜ぶ顔が見られた時です。農業職は、生産者と関わる機会が多い職種のため、自分の仕事ぶりが相手の表情・反応で分かるということは、緊張感があるとともにやりがいにも繋がっていると感じます。
普及センター配属の時に、生産者と一緒に飼料用米の収量向上に取組んだことです。その生産者は、飼料用米の収量が地域の平均的な収量よりも大きく下回っている状況でした。それから、原因分析と対策について打合せを行い、何度も田んぼに足を運んでは、生育調査と栽培指導を行った結果、収量が改善し、全国表彰を受けることができました。
すぐやることです。自分は正直動き出しが遅い人間ですので戒めでもあります。生産者との関わりでも、事務所内の仕事のやり方でも動き出しが遅いことで得したことはほとんどありません。行動に優先順位を付けて、すぐやることが信頼関係を築くのに重要だと感じます。
出先機関は意外と自由度が高い印象です。入庁前は、業務をマニュアルに沿って行うザ・お役所仕事のイメージがありましたが、農業職は生産者と関わる事が多いせいか、比較的自由に仕事をデザインできます。また、職員それぞれに専門の作物が割り振られ、品目毎に担当がいるということも意外でした。
自分の仕事の状況にもよりますが、比較的年休が取りやすいため、自分の疲労状況や予定に合わせて取得できるのは良い点だと思います。また、収入が安定しているので、賞与が入ったらこれを買おう、月いくら貯金・投資しようなど計画を立てやすい点も働きやすさを感じています。
2017-2019 | 農業総合センター 農業研究所 (稲や麦、サツマイモに関する試験研究) |
2020-2022 | 結城地域農業改良普及センター (常総市の普通作物(稲、麦、大豆)の生産振興) |
2023- | 産地振興課 (主食用米の生産振興や補助事業、米コンテストの運営) |
勤務前 |
6時25分 起床 7時00分 朝食 7時20分 出勤 8時20分 職場到着 |
午前 |
8時30分 メール、決裁処理 9時30分 議会関係資料作成 |
昼休み |
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午後 |
13時00分 事業進捗資料作成 14時00分 補助事業報告資料作成 16時00分 グループの打合せ |
勤務後 |
18時00分 退勤 19時00分 自宅着 19時30分 夕食 20時30分 入浴 21時00分 自由時間 23時00分 就寝 |
農業関係の仕事をしたいけど具体的にやりたいことは決まっていないという方は農業職をお薦めします。行政・普及・研究と様々なセクションを経験することで、自分の色や興味の方向性が見えてくるかもしれません。1つの組織で多くの経験ができるのは県職員の強みだと考えます。
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