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更新日:2025年2月3日
県という国よりミクロで、市町村よりマクロな単位に魅力を感じたほか、地元を離れ大学に進学した結果、地元である茨城県のために働きたいと考え、志望しました。また、自分の専門知識や経験を活かすことができるのは県職員の中でも機械職だと感じ、機械職を希望しました。
県有施設の新築・改修(営繕)をするための設計図面の確認、工事の施工状況の進捗管理及び検査等をしています。具体的に県有施設とは、県庁や保健所のような庁舎をはじめ、県立の学校・病院、博物館・サッカースタジアム等の多岐にわたる用途の建物で、工事にあたり県内各地のそれらの建物を担当しています。また、工事を行う上で、関係者とのその施設ごとや工事ごとの調整事項もあり、取りまとめる役割を行っています。
県民の方々のライフラインに直結する上下水道事業をはじめ県有施設の維持管理や営繕工事等を経験したなかで、皆様の生活を支えている責任を自覚し業務を行うことにやりがいを感じています。
自分が携わった仕事について、県民の皆様から感謝の言葉をいただける時がいつも印象に残ります。
特に下水道事業では、普段実感しにくい下水処理を、出前授業や処理場見学をとおして体感いただいたときの驚きの声が印象深いです。
また、県有施設の新築工事では、関係者との調整の末竣工した建物を、県民の皆様が笑顔で利用している姿を拝見すると嬉しく思います。
県の事業は関係者が多く、たびたび解決が難しい課題に直面することもあります。関係者ごとの意見の相違によって解決が難しくなることが多いため、県としての立場も重要ですが、事業を俯瞰したり、解決に向けて関係者それぞれの目線に立って課題を見ることを大切にしています。
また、県有施設の工事については、設計から竣工まで竣工後長期間使用していただくことを意識して業務に取り組んでいます。
実際に手を動かしながら浄水場や下水処理場などの出先機関の施設の維持管理を行っていくものと想像しておりましたが、実際には維持管理を受託している方々と協力して、県(発注者)としての立場で工事の設計・発注・工事監理や維持管理業務委託の見直しを行っており、いわゆる管理側をメインとして業務を行うことがギャップに感じることでした。また、業務を行うにあたり、1人でさまざまな工事を担当することになるため、ノウハウの集約と習得が大切であると感じました。一方で上司・先輩や同期と協力して業務をあたり、良い雰囲気にも助けられています。
計画的な年休を取得し業務と離れることでメリハリをつけ業務の効率化を図れています。混雑回避のための時差出勤や、遠方勤務の際にテレワークの活用などを実施して効率よく業務を進めることができています。
また、時差出勤により空いた通勤時間で資格取得勉強など自己啓発に取り組むこともできました。
2016-2017 | 営繕課 (県有施設の営繕工事(工事設計、発注、工事監理等)) |
2018-2019 | こころの医療センター (病院施設の維持管理(直営修繕、工事設計、発注、工事監理等)) |
2020-2022 | 流域下水道事務所霞ケ浦浄化センター (下水処理施設の維持管理(工事設計、発注、工事監理等)) |
2023 | 流域下水道事務所県西浄化センター (下水処理施設の維持管理(工事設計、発注、工事監理等)) |
2024- | 営繕課 (県有施設の営繕工事(工事設計、発注、工事監理等)) |
勤務前 |
6時00分 起床 6時55分 出勤(通勤中:時事ニュースの確認) 8時00分 職場到着 8時10分 当日の業務予定確認 |
午前 |
9時00分 メール確認・処理 10時00分 設計図面の精査 11時00分 出張予定の工事現場質疑等事前確認 |
昼休み |
12時00分 軽い運動・昼食・読書 |
午後 |
13時00分 工事現場出張・定例会議及び現場の施工状況等進捗確認 16時00分 帰庁、出張結果の確認 17時00分 各工事の提出書類確認 17時15分 退勤 |
勤務後 |
17時15分 退勤 18時30分 自宅着 19時00分 夕食 入浴等 21時00分 自由時間 24時00分 就寝 |
茨城県職員の機械職は、機械を専門とする一般的な就職先と比較して、さまざまな立場の人と会話することが多く、多岐にわたる経験ができる職種となっています。メーカーとして実際に下水処理場や浄水場等のプラント設備の設計や工事を行うのではなく、発注者の立場として工事監理や維持管理を行うため、設備のことだけではない幅広くそして専門的な知識を必要としているとてもやりがいのある職場です。県民の皆様にとってあって当たり前の施設等で働くことは、生活を支えているという実感が持て、とても感慨深いものです。県職員を希望される皆さんと一緒に働ける日を楽しみにしています。
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