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更新日:2024年2月22日
大学卒業後、県外の住宅メーカーで、主に戸建て住宅の設計や建築確認等に係る仕事に就いていましたが、地元である茨城県に生活基盤を移す機会があったことに伴い、転職することに決めました。
以前から、住宅だけでなく様々な用途・規模の建物の建築や、地域のまちづくりに携わる仕事に従事したいという思いがあり、より幅広い分野から地域に根ざして関われる茨城県の建築職を志望しました。
県有建築物の新築・改修をするための設計図面の確認、工事の施工状況の進捗管理及び検査の立ち会い等をしています。単に県有建築物といっても、庁舎・学校・病院・博物館・サッカースタジアム等と、多岐にわたる用途の建物を担当できるのが魅力です。また、大規模工事の場合、施設・施工業者・設計業者等の関係者が多いため、調整事項も多くなり、間に入ってまとめるのが重要な役割となっています。
県有建築物の営繕工事は、県が施主であり、工事の監督や監理業務も行うため、企画・基本設計の初めの段階から、実施設計、工事、その後の維持保全までの各工程に対して総合的に関わることができ、やりがいを感じています。
築何十年の経年劣化した建物の大規模改修が完了し、新築と見違えるように綺麗に変貌を遂げるのを直で感じられること、また、施設利用者に喜ばれることは、営繕担当者として毎度達成感を得られる特別な瞬間です。
営繕課は県の公共建築物の建築・改修をすることを通じて、地域住民の生活に直接関わる仕事をしています。そのため、県民の目線に立ち、なおかつ前職での経験を活かし、行政だけではなく民間企業の目線に立つ姿勢を心がけて仕事に取り組んでいます。
地域の方々に建物を居心地よく利用してもらうことをイメージして、機能・意匠・安全面・コスト・地域とのつながり等に配慮してつくることを大切にしています。
建築職に限らず全職種において、民間企業等から転職して入庁した職員が想像よりも多いことに驚きました。前職での経験が業務に活かされている方々が多い印象です。
茨城県では、テレワークや時差出勤等、職員の働きやすさを考えた制度が整っており、自分のライフスタイルに合わせて働くことが可能です。例えば、子供の保育施設への送迎時間帯に合わせて時差出勤をする日があったりと、フレキシブルに対応ができるため、子育てと仕事の両立がしやすいと感じます。
2014-2015 | 県南県民センター建築指導課 (建築基準法に関する建築確認等の審査や相談対応) |
2016-2021 | 建築指導課【課内でグループ異動あり】 (建築基準法に関する建築確認申請や許可の審査、条例細則の改正(建築グループ)) (国庫補助金のとりまとめ、市町村指導(調整グループ)) (耐震関係の普及啓発(企画グループ)) |
2022- | 営繕課 (県有建築物の設計や工事に関する業務) |
勤務前 |
6時30分 起床 7時40分 出勤 8時15分 職場到着 |
午前 |
8時30分 メールチェック・午後の定例会の資料準備 9時00分 発注工事の図面審査 11時00分 設計委託業者とWEB打合せ |
昼休み |
12時00分 昼食、読書 |
午後 |
13時00分 工事現場出張、定例会及び現地進捗状況確認 16時30分 出張から帰庁、メールチェック、上司に工事現場の進捗状況報告 16時50分 各工事の設計・施工業者に進捗確認 17時15分 退勤 |
勤務後 |
18時00分 帰宅・子の迎え 19時00分 夕食 20時00分 就寝準備 21時30分 子の寝かしつけ 22時30分 自由時間 23時30分 就寝 |
建築職の仕事は、「営繕工事」や「建築指導」だけでなく、「都市計画」、「補助金」または「施策の普及啓発」等の担当業務もあります。幅広い分野から建築の業務に携わることができるのは県の建築職の魅力だと思います。私自身も民間企業から転職してきましたが、県職員として働くことで地域に貢献できる喜びを感じています。是非、茨城県で一緒に働いてみませんか。
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