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更新日:2025年2月3日
生まれも育ちも茨城であったため、愛着のある地元茨城で就職をしたいという思いがありました。その中で、地元の皆さまに広く貢献できる仕事がしたいと考えるようになり、行政栄養士として幅広く活動できる茨城県職員を志望しました。大学で「食」について学び、その大切さを改めて実感する中で、管理栄養士ならではの視点で、健康のサポートや暮らしの改善ができるような仕事がしたいと思っていたように記憶しています。
現在は、ひたちなか保健所の健康増進課に所属しており、管内の給食施設指導や食育の推進、健康づくり、栄養に関する調査や栄養士免許関係事務などの業務を行っています。
他保健所と連携して行った管内の減塩イベントや各研修会において、ご参加いただいた方から好評をいただいた時には、少しでも相手にとってプラスとなる情報を提供できて良かったと感じました。また、病院勤務時代に、栄養指導や病棟訪問でお話しした患者さんから「栄養士さんとお話しできてよかった」「来てくれてありがとう」と声をかけてもらえた時は嬉しかったです。
県立中央病院にて、院内の食事基準の見直しとそれに伴う治療食の献立変更をしたことが印象に残っています。通常の栄養管理業務や栄養指導と並行しながらで大変な時もありましたが、栄養管理科職員や給食会社の栄養士・厨房の調理師等とも打ち合わせを重ねて、より良いものとなるように検討を重ねました。患者さんにとって、自宅に戻ってからも参考とできる「生きた教材」のようなものとなることを目指し取り組みました。
周りの人との繋がりを大事にすることです。仕事をしていると、どうしてもあれもこれもやらなくては…と業務に追われてしまうことがありますが、時には周りの人に相談したり助けてもらったりして業務を進めるようにしています。特に、管理栄養士は少数配置の職種でもあるので、他の保健所の管理栄養士とも疑問点などは共有し、日々連絡を取り合いながら業務に取り組んでいます。
茨城県における管理栄養士職は、配属先の分野もさまざまであるため、業務の幅が広いということはなんとなくイメージして理解していたつもりでしたが、想像以上にそれぞれの分野で多岐にわたる業務があるなと感じました。また、病院での業務内容と保健所での業務内容は全く別で繋がらないと思っていましたが、病院業務での経験が保健所での業務にも繋がってくる部分があると感じています。
入庁した当時から休暇が取りにくいと感じたことはなかったように思いますが、年々休暇を取りやすい雰囲気になってきたように感じています。また、育児休業や時差出勤、テレワーク等、それぞれの環境に合わせていろいろな働き方をしている方が周りにもたくさんいるので、働き方の幅も広がってきているように感じます。
2017-2019 | 県立こころの医療センター (入院患者の栄養管理業務、入院・外来の栄養食事指導) |
2020-2022 | 県立中央病院 (入院患者の栄養管理業務、入院・外来の栄養食事指導) |
2023- | ひたちなか保健所 (栄養改善・食育推進事業、給食施設指導) |
勤務前 |
6時30分 起床 7時40分 出勤 8時20分 職場到着 |
午前 |
8時30分 業務予定確認、メール等のチェック 9時00分 栄養士免許窓口対応、発行事務等 10時00分 事業準備・資料作成等 |
昼休み |
12時00分 昼食 |
午後 |
13時00分 出張(給食施設指導) 16時00分 帰庁 不在時の連絡確認 指導結果の報告作成等 |
勤務後 |
17時15分 退勤 18時15分 帰宅 19時00分 夕食 23時00分 就寝 |
茨城県の管理栄養士職は、本庁や保健所、県立病院、福祉施設と、さまざまな配属先があり、それぞれの角度から幅広い視点で栄養業務に携われる職種です。魅力あふれる茨城県で、皆さんと一緒にお仕事ができる日を楽しみにしています。
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