ホーム > 茨城を創る > まちづくり > 上・下水道整備 > 下水道 > 各下水道事務所のページ > 流域下水道事務所 > 茨城県流域下水道事務所 那珂久慈浄化センター > 那珂久慈ブロック広域汚泥処理施設の施設概要
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更新日:2024年4月5日
広域汚泥処理施設は,「受け入れる」「燃やす」「きれいに」「動かす」の4つに分けることができます。
臭いをシャットアウト!
外部の脱水ケーキはトラックで搬入され(1),終末処理場から発生する脱水ケーキは圧送ポンプによって搬入されます(2)。それぞれ受入ホッパ(3)で受け入れられ貯留槽(4)に送られて貯留されます。そこから脱水ケーキは圧送ポンプ(5・6)でケーキ供給フィーダ(7)に送られ,焼却炉(10)へ決まった諒が供給されます。この工程では,脱臭対策を完璧にして臭いをシャットアウト。二次災害を防いでいます。
1日100t安定焼却!
供給された脱水ケーキは,2つのケーキ投入機(9)によって焼却炉に投入され,800℃から850℃の高温で瞬時に乾燥・焼却されます。1日に100tの脱水ケーキを安定焼却することができます。焼却炉から排出された排ガスの高熱は空気予熱器(11)と白防用熱交換器(12)で回収され,燃焼用の空気を過熱するために使われます。これによって,脱水ケーキを焼却するときの補助燃料であるA重油を節約することができます。
灰を取り除く!
焼却炉で脱水ケーキを焼却して発生した灰はサイクロン(13)で集められ灰貯留ホッパ(14)に貯留されます。さらに1日1回灰加湿器(15)で加湿され,トラックで運び出されてセメントの原料などに有効活用されます。また,サイクロンで取りきれなかった硫黄酸化物などの有害物質は微粒子や排煙処理塔(16)と電気集塵機(17)で除去されます。処理された排ガスは,きれいになり煙突(18)から大気に放出されます。
焼却炉運転に必要なもの!
焼却炉や,様々な機器に必要な水は,用水棟の砂ろ過器やストレーナーで下水道の二次処理水をさらにきれいにしたものが使われます。また,各機器で使われる圧縮空気は,コンプレッサーでつくられます。燃料の重油や薬品の苛性ソーダは,それぞれ専用のタンクに蓄えられ必要な量が使われています。
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