牛久沼の越水対応と今後の防災対策について

　昨年6月2日～3日にかけて、台風第2号による活発な雨雲が継続的に発生し、24時間降雨量が6月の観測史上最大の214.5ミリメートルを記録する大雨をもたらしました。

　この大雨の影響で牛久沼の越水をはじめ、龍ケ崎市、つくば市において冠水や床上浸水、床下浸水など多くの浸水被害が発生しました。

　牛久沼の今後の備えとして、避難発令の基準水位(暫定)を設定しました。

避難発令は、河川管理者である茨城県の情報をもとに関連する市が発令します。

　災害が発生・切迫している際に発令する「警戒レベル5緊急安全確保」は、発令が間に合わない場合があり

 ますので、「警戒レベル4避難指示」までに避難してください。

ここでの基準面は、「江戸川工事基準面(Y.P.値)」といわれる基準となる湖面の水位を採用しています。