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更新日:2022年8月23日
波崎漁港は、海面および内水面漁業の基地であり、特に北部太平洋海区のまき網船団を擁する漁場基地として、利根川河口に位置する河川港として発展してきました。しかし、漂砂堆積による港内埋没、まき網漁船の大型化に伴う港内水深の不足、大量集中水揚げに伴う漁港施設用地の不足などの課題がありました。これに対応するため、昭和48年度を初年度とした第5次漁港整備計画により、外洋に面した外港地区の整備に着手し、昭和60年に供用を開始しました。その後、水揚げ量は飛躍的に増大し、地域の産業および経済の発展に多大な貢献を果たしています。
昭和63年度からの第8次計画以降は、さらなる水揚げ量の増大に対応するため、新たに外港西側の拡張を計画し、これまで東防波堤の延伸に合わせて-6m岸壁、-3m岸壁などの整備を実施しました。
平成24年度からは、新たに策定された特定漁港漁場整備事業計画(平成24~令和4年度)に基づき、航路および泊地の静穏度の向上と漂砂の流入防止を目的とする防波堤の延伸、堆積土砂による航路および泊地の埋没防止を目的とする維持浚渫、岸壁背後地の整備を進めています。
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