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更新日:2022年1月30日
誰もがやりがいや充実感を感じながら働き、仕事上の責任を果たすとともに、家庭や地域生活などにおいても、人生のライフステージに応じて多様な生き方が選択・実現できる社会が求められています。仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)が図れるよう職場全体で取り組むことで、有能な人材の確保・育成・定着の可能性を高め、業務の見直しなどにより、生産性向上につながると言われています。
そこで県では、長時間労働の是正や多様な働き方が可能な環境づくりを促進し、「働き方改革」を推進しています。
育児や介護など個々の事情に応じ、多様で柔軟な働き方を自分で「選択」できるようにするための改革です。
これまでの仕事の進め方を見直し、誰もが働きやすく休暇を取りやすい職場環境を整備することは、社員の意識やモチベーションを高め、業務効率の向上や収益アップなどプラスの効果が期待されます。
また、コロナ禍におけるテレワークや時差出勤は、有効な感染対策となります。ぜひ、柔軟な働き方に取り組みましょう。
茨城働き方改革推進支援センター☎0120(971)728
水戸市三の丸2-2-27リバティ三の丸2階
受付時間:9時~17時(土・日・祝日除く)
経営に関するさまざまな相談を受け付けています。
茨城県よろず支援拠点☎029(224)5339
水戸市桜川2-2-35県産業会館12階
受付時間:8時30分~17時15分(土・日・祝日除く)
※水戸事務所およびつくば事務所での相談と併せて、電話やオンラインなどでの相談も受け付けています。
県では、「働き方改革」に積極的に取り組む企業、取り組みが優れた企業を「働き方改革優良(推進)企業」として認定し、ワーク・ライフ・バランスや女性活躍などの働き方改革に取り組む企業が、人材を確保しやすい環境となるよう促進しています。
優良企業の認定を受けて、会社の魅力を広くアピールしてみませんか。
県働き方改革モデル企業
株式会社トレンディ茨城(水戸市、運輸業)
〔主な取り組み内容〕
●業務マニュアルの作成
●ICTシステムの導入
●コミュニケーションの活性化
【社員の声】
ドライブレコーダーにより配送ルートを見直したことで、配送が効率化され、動画マニュアルを活用することで人材教育や習熟の短時間化につながりました。また、社内報を定期的に発行することにより、社内コミュニケーションのきっかけとなりました。
R2茨城県女性リーダー登用先進企業特別優良賞、
R3将来世代応援知事同盟企業賞受賞
株式会社サシノベルテ(桜川市、医療・福祉業)
〔主な取り組み内容〕
●積極的な女性管理職の登用
●非正規から正規雇用への転換
●働きやすい環境整備
【社員の声】
個人の希望やライフイベントに応じて、雇用形態を変更する機会を提供してもらうことで、キャリアを中断せずに働き続けられます。また、育児休業中は代替要員を確保していただき、安心して育児休業を取得することができました。
2月5日から毎週土日、17時50分~18時に放送されるケーブルテレビ番組「CHALLENGEIBARAKI」で2社の取り組みを紹介します。(放送時間が異なる場合があります)YouTubeでもご覧いただけます。
県労働政策課
☎029(301)3635
県では、性別などに関わりなく、一人一人が尊重され、誰もが個々の能力を発揮できる社会、多様性が受容される「ダイバーシティ社会」を実現するためセンターを設置し、さまざまな事業を実施しています。
県全体でダイバーシティ社会づくりに取り組んでいくというメッセージを発信するため、2021年7月2日に「いばらきダイバーシティ宣言キックオフセレモニー」を開催し、知事や県内の経済団体、業界団体などのトップがそれぞれの取り組みを宣言しました。
県民の皆さんと広くダイバーシティの考え方を共有し、多様性を認め合う社会を実現するためには、県内の企業や団体の皆さまのご協力が不可欠です。この趣旨にご賛同いただき、宣言をしていただける企業・事業所・団体などを募集しています。(外部サイトへリンク)
2021年11月23日に多様性を認め合う社会の実現のためには何が必要かを考えるシンポジウムを開催しました。
シンポジウムでは、オードリー・タン台湾デジタル担当大臣と大井川知事による対談の上映や多様な働き方を取り入れ、業績アップを実現したサイボウズ株式会社代表取締役社長の青野慶久さんによる講演、各方面で活躍されている方々と大井川知事のダイバーシティと働き方をテーマにしたトークセッションも行われました。
「一部の人への対応に見えることも、実は、多くの人のためになっている」という考え方にシフトできると、もっと日本は過ごしやすくなる。大事なのはみんなが幸せになること。
ノルウェーの労働時間は、一週間あたり33・6時間。育児休業も男女ともに最低15週間の取得が義務付けられている。ノルウェー人は家族との時間やプライベートを大切にしている。
LGBTという言葉が存在せず、自然にいられるようになることが本当の意味でのダイバーシティ社会だと思う。一人一人がマイノリティだという大前提に立ち戻っていくことが大切。
ダイバーシティの必要性を県民の皆さまに共有していただくことが私の最大の目標。これは人権の問題。どんな人とも理解し合えるよう最初から壁を作らないように心掛けることが必要。
オードリー・タン台湾デジタル担当大臣と大井川知事の対談動画の視聴はこちら(外部サイトへリンク)
県女性活躍・県民協働課ダイバーシティ推進センター☎029(233)3982
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