知事の部屋

新しい茨城づくりに向けて

我が国で急速に人口減少や少子高齢化が進行する中、社会経済のグローバル化やインターネットを活用したさまざまなビジネス、人工知能の劇的な進歩など、将来の予測が難しく、混沌とした時代を迎えております。

こうした時代の変化に的確に対応し、これからの茨城を切り拓いていくためには、茨城のあるべき姿を見据え、これまでの常識にとらわれず、新たな発想で果敢に挑戦していかなければなりません。

私は、知事に就任して以来、現場に足を運び、さまざまな方との意見交換をとおして、本県の抱える課題について改めて認識を深めますとともに、職員と議論を重ね、スピード感を持って課題の解決に取り組んできたところでございます。

そして、県総合計画審議会における集中的な審議や、県議会や県民の皆さまからの貴重なご意見を頂戴しながら、平成30年度から4年間の県政運営の指針となる「茨城県総合計画～『新しい茨城』への挑戦～」を策定いたしました。

本計画では、「新しい茨城づくり政策ビジョン」で掲げた4つのチャレンジをもとに、県民の皆さまが「豊かさ」を享受し、「安心安全」な生活環境のもと、未来を担う「人財（じんざい）」が育まれ、「夢・希望」にあふれた茨城を実現していくために取り組む政策等を総合的に示しております。

今後、県庁一丸となって、本計画に基づく政策・施策を着実に進め、基本理念として掲げる「活力があり、県民が日本一幸せな県」の実現に向けて、全力で取り組んでまいります。

県民の皆さまも、未来に希望を持ち、自由で新しい発想のもと、自身のかなえたい夢に向かって挑戦を続けていただき、共に「新しい茨城」づくりを進めていきましょう。

茨城県知事大井川和彦

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