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更新日:2022年3月11日
茨城県といばらき女性活躍推進会議は、2022年2月8日(火)に「女性活躍・働き方応援シンポジウム」を開催しました。
当日は新型コロナウィルス感染拡大に伴い、オンラインによる開催となりましたが、ライブ配信と見逃し配信により、550回以上の視聴をいただきました。
本シンポジウムは、家族との時間や自分の人生を大切にして働けることや、女性も専門性を磨きながら、目標を持って働ける環境づくりの重要性や、女性の活躍を阻害する無意識の性的役割分担など、企業の課題について考え、企業における人材の育成・確保や働き方改革の推進を目的に開催したものです。
受賞企業の取り組みを紹介し、選考委員長である茨城大学人文社会科学部の清山教授に講評いただきました。
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【特別優良賞】
【優良賞】
元TBSアナウンサーでエッセイストの小島慶子さんをお招きし、「自分らしく輝く〜これからの生き方、働き方〜」と題してご講演いただきました。
小島氏は、ご自身のアナウンサー時代の経験を交えて、女性の固定的な役割分担を求める構造の解消や、女性管理職登用や良きメンターの必要性について述べられました。
基調講演のテーマをもとに、企業の取り組みのご紹介や、ご自身の体験談などのエピソードを交え、トークセッションをしました。
【ファシリテーター】有働 文子 氏(フリーアナウンサー)
【パネリスト】
女性活躍や男性育休も話題にならず当たり前の世の中になることを望む。しかし途上にある今、皆さんのお話を聞いて、具体的に実践している方のお話は希望を感じる。
仕事の報酬の仕組みや評価の仕方などを柔軟に変えていくことで、やりたい仕事をしながら安心して暮らせるのだと思う。
制度の良さは理屈で分かっていても、実際利用できていない人が多い現状ではあるが、いかなる事情で急に社員がいなくなっても問題ないように組織の中で準備しておかないといけない。
仕事で圧倒的成果を出してしまうと自然と男女関係なく評価されるようになる。
一緒に働く人がこの会社に勤めて良かったと思ってもらえるよう思いを馳せてきた。幹部が上から指示しなくても、社員自ら目標設定をして結果を出してくれるようになった。
社員には人と接する時、相手を思いやる気持ち(リスペクトインラブ)を持ってほしい。
「女性は優遇されている」と言う人がいたとしても、男女関係なくきちんと助けになる仕事をしていれば認めざるを得ない。それでも女性優遇と言う人には、それは違うという人が増えていけば自然に空気が変わってくると思う。
先輩方のご活躍のおかげで、子どもが出来ても育休を経て働き続けられ、男性も育休を取得するという流れができたと思う。自身もごく一部の総合職として入行したが、たくさんの先輩や同僚がかけてくれた言葉で助けられ、モチベーションが保てた。
知事が育休取得を促進しており、県庁全体も取得しやすい雰囲気もあり、ハードル高くなく育休を取得できた。上司に相談しても取って当然だと声をかけてもらえた。
霞ヶ関(出向元 総務省)にも自分と同じく働き方に不安を抱く人は多いと思う。霞が関に戻った時にも育児休業中に味わった幸せが続くように、周りの理解を得ながら、その幸せを実現していきたい。
テーマ「自分らしく輝く ~これからの生き方、働き方~」
【プロフィール】
1972年オーストラリア生まれ。幼少期は日本のほか、シンガポールや香港で育つ。
学習院大学法学部政治学科卒業後、1995年にTBSに入社。アナウンサーとして
テレビ、ラジオに出演する。99年、第36回ギャラクシーDJパーソナリティー賞を受賞。
ワークライフバランスに関する社内の制度づくりなどにも長く携わる。
2014年より、オーストラリア・パースに教育移住、夫と二人の息子はオーストラリア
で生活し、自身は日本に仕事のベースを置いて、日豪を行き来している。
【ファシリテーター】
有働 文子 氏(フリーアナウンサー。働く女性を応援する番組
「Lady go ! いばらき~明日へのステップ~」
(Lucky FM茨城放送)のパーソナリティを務める)
【パネリスト】
小島 慶子 氏(講演講師)
長山 昌子 氏(常陽銀行 人事部担当部長兼ダイバーシティ推進室長)
藤井 瞭 氏(茨城県 保健福祉部 子ども未来課長)
女性リーダー登用先進企業表彰受賞企業(当日発表)
チラシ表(JPG:719KB) チラシ裏(JPG:781KB)
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