第48回茨城県消費者大会を開催しました

消費者問題を学び、「消費者力」の向上を目的として、第48回茨城県消費者大会を開催しました。「デジタル時代に求められる消費者力とは」をテーマに、約800名の方々にご参加いただきました。

大会概要

開催日：令和6年7月23日（火曜日）午後1時から午後4時まで

 場所：ザ・ヒロサワ・シティ会館大ホール（水戸市千波町東久保697）

 主催：茨城県消費者団体連絡会

 共催：茨城県、茨城県生活協同組合連合会

大会の様子

1大井川知事挨拶（要旨）

　本日は、第48回茨城県消費者大会が盛大に開催されましたことを、心からお慶び申し上げます。

　今回の大会のテーマ、「デジタル時代に求められる消費者力」は、まさに今、大きな社会問題になっているところでございます。「注文した商品を確認したら偽物だった」、あるいは「一回買ったつもりが定期購入になっていて、請求が次から次へとやってきてなかなか解約できない」等といったインターネット通販に関するトラブルは、昨年度は全国で約27万2000件と、一昨年度から約1万7000件増加し、消費者トラブル全体の約3割という大きな割合を占めているということでございます。

　このインターネットの消費者トラブルを啓発していくことが、県として大変重要なことだと思っております。

　消費者団体連絡会の皆様方におかれましては、地域に根ざした啓発活動をしていただいており、大変ありがたく感じております。

　県といたしましても、相談対応能力の充実など、市町村と共にしっかりと行って、消費者トラブルを防ぐ努力を続けて参りたいと思っておりますので、今後ともよろしくお願いいたします。

　結びに当たりまして、茨城県消費者団体連絡会のますますのご発展と、ご参会の皆様のご健勝をご祈念いたしまして、私からの挨拶とさせていただきます。

2講演

「地域社会で主体的に生活を営むための消費者教育」と題して、東京家政学院大学教授の小野由美子（おのゆみこ）氏にご講演いただきました。

3講演

「笑って学ぼう～悪質商法撃退術～」と題して、啓発落語家の夢見亭わっぱ（ゆめみていわっぱ）氏にご講演いただきました。