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更新日:2024年8月30日
「ナラ枯れ」被害の拡大防止にご協力をお願いいたします。 |
・茨城県では、森林病害虫のカシノナガキクイムシ(通称:カシナガ)によるコナラの枯死(通称:ナラ枯れ)が、令和2年9月に初めて確認されました。
・多数のカシナガに加害された樹木は、病原菌である「ナラ菌」の作用により、紅葉前の7~8月頃に急速に葉の色が赤褐色に変色し、枯死します。
・カシナガは、生きている木の幹に、直径1.5~2.0ミリメートルの丸い穴をあけて食い入ります。その穴からは、粉のように細かい木くずが排出され、写真のように幹の根元にたまります。
・カシナガの被害木を放置したり伐倒したままにすると、カシナガが増殖し、分散して被害が拡大する恐れがあるため、伐倒後に焼却または薬剤によるくん蒸処理(根株を含む)が必要です。
・特に被害により枯れた木が倒れたら危険な場所(道路や電線、人家の周辺など)にある場合は、適切な処理をお願いします。
・県内のナラ枯れ被害の現状
令和6年8月現在、県内34市町村(水戸市、日立市、土浦市、古河市、石岡市、龍ケ崎市、下妻市、常総市、常陸太田市、高萩市、北茨城市、笠間市、取手市、牛久市、つくば市、ひたちなか市、鹿嶋市、潮来市、守谷市、那珂市、筑西市、坂東市、稲敷市、かすみがうら市、桜川市、行方市、鉾田市、つくばみらい市、城里町、東海村、大子町、阿見町、八千代町、境町)で、「カシノナガキクイムシ」によるナラ枯れが確認されています。
〇問い合わせ先
茨城県林業技術センター |
那珂市戸4692 |
029-298-0257 |
県北農林事務所常陸太田林業指導所 |
常陸太田市山下町4119 |
0294-80-3370 |
大子林業指導所 |
久慈郡大子町大子1834-1 |
0295-72-1565 |
県央農林事務所水戸林業指導所 |
水戸市柵町1‐3‐1 |
029-231-2079 |
笠間林業指導所 |
笠間市笠間1531 |
0296-72-1174 |
鹿行農林事務所鉾田林業指導所 |
鉾田市鉾田1367-3 |
0291-33-4123 |
県南農林事務所土浦林業指導所 |
土浦市真鍋5‐17‐26 |
029-822-7087 |
県西農林事務所筑西林業指導所 |
筑西市二木成615 |
0296-24-9176 |
農林水産部林業課森林整備グループ |
水戸市笠原町978-6 |
029-301-4051 |
チラシ(「ナラ枯れ」被害の拡大防止にご協力をお願いいたします!)のダウンロード(PDF:276KB)
茨城県林業技術センターホームページ〔ナラ枯れの概要と対応について〕
カシノナガキクイムシ成虫(雌)カシナガの穿入孔
(体長4.0~5.0ミリメートル)(直径約1.5~2.0ミリメートル)
森林総合研究所提供
コナラの被害木(8月撮影)コナラの被害木
紅葉前に葉の色が変色
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