ホーム > 茨城県の各部局の業務案内 > 農林水産部 > 出先機関 > 経営・普及部門(水戸地域農業改良普及センター) > リアルタイム現地情報 > 水戸地域女性あぐりネットワークが研修会を開催しました
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更新日:2023年12月21日
令和5年11月21日(火曜日)、管内の女性農業者組織や加工起業者が構成員(5組織と個人会員3名)となっている水戸地域女性あぐりネットワークの研修会が開催され、13名が参加しました。当会では、新たな取組みに向けた情報収集や、会員相互の情報交換の場として研修会を年1回開催しています。
今回は、常陸大宮市にある「西ノ内和紙 紙のさと」と「JA常陸奥久慈枝物部会会員ほ場」において研修先としました。
1か所目の「西ノ内和紙 紙のさと」では、西ノ内和紙の歴史について講師からお話を頂いた後、すき絵体験を行いました。参加者は、初めての経験で四苦八苦しながらも、思い思いの絵を仕上げることができました。
2か所目の「JA常陸奥久慈枝物部会会員ほ場」での研修では、受入先の長山氏にほ場を案内していただきながら、現在栽培している枝物の品目や出荷の方法、ハナモモなどの季節や年中行事に合わせた品目の出荷体制、コロナ禍前後での枝物商材の需要の変化に対応した品目の導入、SNSを活用した情報発信と収集など、多彩で、魅力ある取組みを紹介していただきました。
参加者からは、「高齢化が進展している中、新規参入者などの若い担い手の増えている理由」や「売れる品目の選び方」、「枝物経営の仕舞い方」など、自分の地域や経営と照らし合わせるような質問が多く出されました。
今回の研修では、農産物の生産や付加価値を高めた販売・体験活動について理解を深めることができ、参加者からは有意義な研修であったとの感想が聞かれました。
県央農林事務所経営・普及部門では、今後も女性農業者組織や加工起業者の組織活動等について支援を行っていきます。
11月24日 県央農林事務所経営・普及部門 佐藤(農山漁村)
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