ラッカセイ,ソバ,バレイショ,コンニャクの耕種的防除法

1.連作をさける。

2.収穫後の茎葉は,適切に処分する。

1.発病圃場は,連作しない。

2.茎葉はプラウ耕で土中深く埋没するか,又は丁寧に集めて適切に処分する

1.輪作をする。

2.多発圃場では,数年間ラッカセイを作らない。

3.発病株は,適切に処分する。

小菌核病

大菌核病

1.輪作をする。

2.発病株は,なるべく早めに除去する。

1.イネ科作物と輪作をする。

2.本病が多発した圃場では,越年菌核を少なくするため,なるべく天地返し方法で深耕する。

1.圃場周辺の雑草や寄生作物は,適切に処分する。

2.早期発見に努め,卵塊や分散前の幼虫を捕殺する。

黒あざ病

1.発病圃場は,イネ科作物などで3年以上の輪作を行う。

2.無病の種いもを用いる。

1.種いもは,無発病圃場から採取する。

2.発病圃場は,ヘアリーベッチやレタスなどを組み合わせた3年以上の輪作を行う。

3.中性またはアルカリ性土壌での栽培をさける。

4.肥料に,硫安（作条）と過リン酸石灰および硫酸カリ（全面）を施用する。

5.培土を十分に行う。

6.米ぬか600キログラム/10aを全面全層に施用する。

輪腐病

1.種いもは,検査に合格したものを用いる。

2.罹病または疑いのあるいもを切ったナイフは,必ずぐらぐら煮え立っている湯に数分入れて消毒する。

1.輪作を行う。特にアブラナ科野菜,ニンジンなどの跡地には栽培しない。

2.ウイルスフリー苗を利用する。

3.窒素過多にならないようにし,掘取りの際傷を付けない。

4.収穫直前に冠水したら,脱水後直ちに掘取り,陰乾しする。

白絹病

1.連作をさける。

2.越冬菌核を死滅させ,翌年の発病を少なくするため秋期プラウ耕を行う。

1.種球は無発病圃場から採取し,選別を厳しくする。

2.連作をさける。

腐敗病

葉枯病

1.種球は土をよく落とし,十分乾かして無病のものを貯蔵する。

2.発病株は早めに抜き取る。