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更新日:2023年8月10日
病害虫名 | 防除法 |
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黒斑病 |
1.輪作を行う。 2.貯蔵用のいもは,種いも,食用を問わず堀取期に選別して,健全いものみ貯蔵する。 3.本貯蔵の前に,キュアリングを行う。温度33~35℃,湿度90%以上の条件で80~90時間保つ。 4.貯蔵穴は,毎年更新する。 5.苗床の床土は,無病地の新土を用いる。 6.種いもは,47~48℃の湯に正しく40分間浸してから,すぐ伏せ込む。 7.苗の基部を6センチメートル位残して切り取る。 |
紫紋羽病 |
1.発生圃場では,イネ科作物と輪作する。 2.早生いもを栽培して早堀する。 |
黒あざ病 |
1.種いもは,無病のものを選んで使用する。 2.発病激甚圃場では早堀をする。 3.畑の排水をよくし,湿気の多い土地では高畦にする。 |
つる割れ病 |
1.種いもは,無発病の圃場から採取する。 2.品種べにまさりは,つる割病に対しやや弱いので注意する。ベニアズマ,高系14号は比較的強い。 |
立枯病 |
1.土壌pHが高まると発病が多くなるので,石灰資材は施用しない。 2.品種高系14号は,立枯病に非常に弱いので注意する。ベニアズマは比較的強い。 |
軟腐病 |
1.健全無傷の種いもを使用する。 2.種いもは,黒斑病に準じて消毒する。 3.収穫は降雨前に行い,いもに傷を付けないように注意する。 4.掘取り後2~3日放置して貯蔵する。 5.貯蔵穴は,毎年更新する。 6.貯蔵には古い紙袋を使用しない。 7.貯蔵温度は,10℃以下にならないように注意する。 8.種いもは,黒斑病に準じてキュアリング処理し,貯蔵する。 |
帯状粗皮病 |
1.健全種いもを選抜する。 2.ウイルスフリー苗を利用する。 |
貯蔵中の腐敗 |
1.いもは収穫後,できるだけ速やかにキュアリング処理を行い,収穫時にできた傷口にコルク層を形成させ,病原菌の侵入を阻止する。 2.本貯蔵の前に,キュアリングを行う。温度33~35℃,湿度90%以上の条件で80~90時間保つ。 3.処理後は速やかに放熱し,庫内温度を13℃に保ち貯蔵する。貯蔵中の湿度は90%を保持する。 |
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