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更新日:2023年3月7日
2月27日、JA常総ひかり主催で、水海道西地区を対象に『今後の水稲栽培に関する勉強会』が開催されました。当日は、21名の生産者が参加し、(株)片倉コープアグリ、(株)協友アグリ、結城普及センターから水稲に関する技術情報や肥料・農薬などの資材についての情報が提供されました。
普及センターからは、『昨年の高温による玄米品質の低下要因と技術的対策方法』、『イネ縞葉枯病に効果が高い新規薬剤の紹介』、『スマート農業機械(自動水管理システムとドローン追肥)の実証結果』について説明しました。その内容については以下に要約を示します。
【高温対策】
要因:出穂直後の高温、登熟後半の日照不足
対策:①高温耐性品種や止葉が大きい品種の導入、②水管理、③地力向上(有機物の施用)
【イネ縞葉枯病】
近年の傾向:微量傾向で推移し、今後も対策をしっかり行う必要あり
対策:①新規薬剤(ゼクサロン・リディア等)、②年内の秋耕、③耐性品種の導入
【スマート農機】
自動水管理システム:水回り回数30%の削減では、1,515円/10aの経費増加
ドローン追肥:適期追肥で収量は53㎏/10a向上、品質は7.8%向上
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