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更新日:2023年3月7日
3月2日(木)、JA常総ひかり石下地区の麦作担い手6名を対象に大麦・小麦栽培講習会が開催されました。今回は、室内で講習会を行った後、現地圃場で生産者の大麦・小麦の生育状況を見ながら追肥の時期や量の目安について支援しました。本年度は11月中に播種したものは生育量が旺盛で、12月に入ってから播種したものは生育量が少なく、時期による生育量の差が大きい印象でした。今後は気温が高く推移する可能性があるので、適期をを見逃さずに追肥を行いましょう。
【講習会】
●「さとのそら」の湿害対策
①湿害の種類 ➡ 播種直後の湿害と生育時期の湿害
②低収圃場の特徴と判断方法 ➡ 降雨2日後の圃場状況からフローチャートで判断
③生育期の湿害対策技術 ➡ 基肥の播種溝施用・後期重点施肥法・6~7葉期の生育量が76,000以下ならば茎立期と出穂15日前にそれぞれ窒素で4㎏/10a追肥
●「さとのそら」の追肥判断
①生育ステージの予測 ➡ 県農業研究所HPで公開している予測ファイルを活用
②生育量の判定 ➡ 40,000≧生育量(草丈×茎数)・40,000~60,000、60,000≦生育量で判断
【現地巡回】
11月7日播種 『カシマゴール』
草丈:27cm、茎数:332本/㎡
生育予測:茎立期(3/13頃)、出穂期(4/21頃)
追肥目安:出穂期に窒素で3㎏/10a追肥(茎立期なら控えめに2㎏程度)
11月25日播種『さとのそら』
草丈:19cm、茎数:50本/㎡
生育予測:茎立期(3/21頃)、出穂期(4/22頃)
追肥目安:茎立期に窒素で2~4㎏/10a追肥
12月4日播種『さとのそら』
草丈:16cm
生育予測:茎立期(3/24頃)、出穂期(4/23頃)
追肥目安:茎立期に窒素で4㎏/10a追肥
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