ホーム > H29県西土地改良通信第6号霞ヶ浦用水を利用した畑地かんがい現地研修会が開催されました。
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更新日:2017年9月19日
平成29年6月28日(水曜日)に県営畑地帯総合整備事業中結城地区(八千代町菅谷地内)において、霞ヶ浦用水を利用した現地研修会が開催されました。
本研修会は、畑地かんがい施設を整備した地区における、畑地かんがい営農の定着と普及拡大を目的に、平成21年度より霞ヶ浦用水土地改良区の主催で実施されています。
今年度は、トウモロコシの実証ほ場において、かん水区(50アール)と無かん水区(50アール)を設け、それぞれ20本の平均重量を比較することにより、かん水による増収効果を実証しました。また、かんがい施設の利用による効率的な防除用水の給水を実演しました。
当日は約50人が参加し、研修後にはかんがい施設の利用(霞ヶ浦用水の利用)に関する質問や営農に関する質問等が次々と出ており、大変有意義な研修会となりました。
かん水区で育ったトウモロコシは、かん水区に比べ約1.2倍(重量比)の収量になりました。
(20本のトウモロコシの平均重量を比較)
通常、井戸で1、000リットルを給水すると、約50分かかりますが、ほ場に設置された蛇口から給水すると約3分で給水が完了します。 (※この日は1分50秒で給水完了しました) 給水の時間や井戸までの移動の時間の短縮により、農作業効率がアップします。 |
散水チューブによるかん水の様子です。かんがい施設の利用によって、効率的にかん水することができ、収量のアップに繋がります。 |
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