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更新日:2023年8月23日
6月14日に、桜川市農業後継者クラブ「大地のめぐみ」9名が所属クラブ員の圃場巡回を行いました。この活動は、普段見る機会の少ない他のクラブ員の農業経営を見学することで、農業知識や技術を習得したり、クラブ員同士の交流を深めることを目的としています。今年度は、コムギを栽培しているクラブ員の圃場を見学し、難防除雑草「カラスムギ」の防除対策の取り組みについて研修を行いました。
カラスムギは出芽期間が長く、高い出芽力等の特性を持っていることから、通常の麦作体系では防除が困難であり、被害が深刻な圃場ではコムギの収量低下が問題になっています。その対策として、石灰窒素によるカラスムギ種子の休眠覚醒効果と除草剤を組み合わせた防除体系の検証を行っています。また、年次調査を行い、石灰窒素と除草剤の連用効果の検証も行っています。
圃場を見学したクラブ員からは、「去年よりカラスムギの発生が少ないように感じる」「処理区間でカラスムギの草勢が違う」「輪作体系として野菜を組み込んではどうか」等、活発な意見交流が行われました。
引き続き普及センターでは、農業後継者の資質向上に向けた活動を支援していきます。
写真左:カラスムギ発生圃場の様子 写真右:圃場巡回の様子
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