巡査（警務部門）

平成26年採用　茨城県出身　専門学校卒業

経歴紹介

警察学校卒業後は、約1年の交番勤務、その後、茨城県警察音楽隊員として4年従事。
現在、音楽隊員としての勤務だけでなく、県民安心センター員として報道、広報対応も行い、また、採用リクルーターとして、高校や専門学校に赴き、採用活動を行う。

警察官を志望した理由

学生時代に、県警音楽隊の演奏を聴く機会があり、当時吹奏楽部に所属していた私は、その演奏や演技に魅了されました。
また、犯罪に遭わないための寸劇などを見て、犯人を捕まえるだけでなく、事件を未然に防止できるようなまちづくりをすることも警察の大切な仕事のひとつなのだと知りました。
県民と警察を結ぶ架け橋となるような活動をされている音楽隊がとてもかっこいいと思い、警察官を目指しました。

警察学校の思い出

一番の思い出は、同期生という仲間の支えと教官からの教えです。
特に、私は運動部での経験がなかったので、警察学校での訓練では、体力面でとても不安に思っていましたが、周りの同期生の支えもあり、たくさんの厳しい訓練を乗り越えることができました。
私が想像していた以上に学校での生活はとても楽しく送ることができました。
もちろん、それまでの私の人生では経験したことのない辛い訓練や教官からの指導もありましたが、当時を思い返すと教官の指導は、自分たちがどんな困難な現場に臨場しても対応できる知識や体力を身につけるためであったのだと思います。
今でもその教えが私の警察官としての大事な原点となっており、教官には感謝しています。

仕事をする上でのモットー

「継続は力なり」です。
苦手な事でも続けていればいつか自分の財産となり、県民を守る武器にもなります。
これからも技術や知識の習得に努めていきます。

仕事のやりがい

音楽隊の隊員は、音楽隊の活動をしながら、自動車警ら隊や県民安心センターにおいて、報道・広報・相談などの業務を行っています。
音楽隊業務と兼務業務との両立が大変ですが、兼務業務などで学んだ知識を音楽隊活動に生かすことができます。
また、私たちの演奏・演技を見た子供たちから、「警察官になって音楽隊になりたい。」という手紙をいただくこともあり、かつて私が憧れた存在に今自分がなれていることを実感し、励みになると同時に、常に自覚を持ち、これからも親切で思いやりのある警察官でありたいと思いました。

ワークライフバランス

私の趣味は、料理をすることです。料理をするとストレス発散になります。
最近、自宅を新築し、キッチンでの食事作り、お弁当作りを楽しんでいます。

警察官を志す方へのメッセージ

警察官という仕事に不安を感じるかもしれませんが、「県民の安心・安全を守りたい」という強い気持ちがあれば必ず周りの先輩や同僚が助けてくれます。
警察には様々な仕事や役割があり、今、何か勉強面や体力面などで不安なことがあっても、必ず自分の強みを生かせる仕事が見つかるはずです。
警察という大きな組織だからこそ、女性も安心して働ける環境やサポートが充実しています。強い想いさえあれば、必ずあなたの夢は叶います。
皆さんも魅力とやりがいのあふれる茨城県警察で一緒に働きませんか。