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更新日:2024年7月17日
がん検診で精密検査が必要と判定されたのは、「がんの疑いを含め異常(病気)がありそう」と判断されたということです。より詳しい検査を行い、本当に異常があるかどうかを調べる必要があります。「症状がない」、「健康だから」といった理由で精密検査を受けない場合には、がん検診で見つかるはずのがんを放置してしまうことになります。精密検査が必要と判定されたら必ず精密検査を受けてください。
検査方法は疑われる病変の部位、悪性の可能性の有無により異なりますが、主に以下の検査が行われます。
胃がん | 肺がん | 大腸がん | 乳がん | 子宮頸がん |
---|---|---|---|---|
胃内視鏡検査 |
胸部CT検査 気管支鏡検査 |
全大腸内視鏡検査 S状結腸内視鏡と注腸エックス線検査の併用 |
マンモグラフィ 乳房超音波検査 穿刺吸引細胞診 針生検 |
ヒトパピローマウイルス(HPV)検査 コルポスコピー(膣拡大鏡診) 組織診 |
がんの種類によって異なりますが、例えば、令和4年度に大腸がんの精密検査を受診した7,842人のうち、がんであった人は353人で4.5%でした。
精密検査を受けないとがん検診の効果はなくなってしまいますので、安心のためにも必ず精密検査を受けましょう。
精密検査結果 | 人数 | 割合 |
---|---|---|
大腸がん |
353人 |
4.5% |
ポリープ |
4,421人 |
56.4% |
その他の疾患 |
1,831人 |
23.3% |
異常なし |
1,237人 |
15.8% |
合計 |
7,842人 |
100.0% |
出典:茨城県大腸がん検診実施年報(令和4年度)
茨城県では、一定の基準を満たしていることを要件に、精密検査を行う医療機関の登録制度を設けています。
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