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更新日:2024年5月7日
県では、「茨城県保健医療計画」の一部として、地域特性等を踏まえて設定された9つの構想区域からなる「茨城県地域医療構想」を策定し、地域における効率的かつ効果的な医療提供体制の構築を目指しています。
※茨城県保健医療計画についてはこちら
※茨城県地域医療構想についてはこちら
(参考)日立保健医療圏における地域医療構想策定のための資料(PDF:1,607KB)
9つの構想区域の中で「日立地域医療構想区域」は、日立市、高萩市、北茨城市で構成され、人口約24万人となっております。
当構想区域には、143の一般診療所、21の病院(令和2年3月31日時点)がありますが、今後高齢者の急激な増加が予測される中、それに対応した医療提供体制の整備が必要となっているため、以下の点について取り組みを進めています。
医療機関は、日常の健康管理から高度な医療まで、それぞれ役割を分担しています。
身近な診療所の開業医は、日頃から患者の体質や病歴、健康状態をくわしく把握し、健康管理のアドバイスなどをしてもらうパートナーとなる「かかりつけ医」としての役割が期待されています。
※チラシ「かかりつけ医」を持ちましょう(PDF:198KB)
一方、入院施設を持つ病院等は、担っている医療機能や、5疾病5事業への対応状況などそれぞれ異なっており、病院相互でも役割分担がされています。
医療機能とは?・・「病床機能報告」(厚生労働省)において各医療機関が下の4つから1つ選んでいる病棟ごとの機能 |
5疾病5事業とは? 5疾病:がん、脳卒中、急性心筋梗塞、糖尿病、精神疾患 5事業:救急医療、災害医療、へき地医療、周産期医療、小児救急を含む小児医療 ※5疾病5事業の機能を担う医療機関一覧(平成27年4月1日時点)はこちら(PDF:610KB) |
まずは身近なかかりつけ医を受診し、入院や精密検査が必要となった場合は、各役割を考慮してかかりつけ医に適切な病院(一般病院・専門病院)を紹介してもらうことで、限られた医療資源を有効活用することができます。
なお、地域の実情にあった医療機関等の役割・連携のあり方については、医療関係者や市町村等からなる日立地域医療構想調整会議を開催し、協議を進めているところです。引き続き、関係機関の意見を伺いながら、地域で取り組む施策を検討してまいります。
高齢者人口の増加とともに在宅療養者も増加していくことが見込まれることから、在宅医療等の供給増に向けて、医療機関や薬局、訪問看護ステーションなどの多職種・事務所の連携を進めています。
≪関連リンク≫
高齢化に伴う医療・介護需要の増加に備え、将来の医療、介護を担う人材の確保に取り組んでいます。
管内の医療従事者数(令和2年12月31日現在)単位:人
医師 | 歯科医師 | 薬剤師 | 保健師 | 助産師 | 看護師 | 准看護師 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
県全体 | 5,555 | 1,954 | 6,704 | 1,295 | 757 | 23,523 | 7,064 |
日立医療圏 |
399 | 141 | 461 | 129 | 61 | 2,168 | 765 |
日立市 | 321 | 106 | 339 | 98 | 35 | 1,705 | 499 |
高萩市 | 40 | 16 | 61 | 16 | 24 | 236 | 125 |
北茨城市 | 38 | 19 | 61 | 15 | 2 | 227 | 141 |
出典:「令和2年医師・歯科医師・薬剤師調査」及び「令和2年衛生行政報告例」(共に厚生労働省)
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