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更新日:2024年11月25日

令和6年度人権メッセージ優秀賞作品(高等学校部門)

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優秀賞(高等学校部門)

大成女子高等学校1年 澤畠 百花 さん

  とある公園でのこと。1人の男の子が女の子に「おままごとしよう」と誘い、女の子は少し驚いた様子でしたが、2人で楽しそうに遊び始めました。するとその様子を見ていた他の男の子が「男なのにおままごとしてるの?」と言い、遊んでいた子は一瞬戸惑いながらも「楽しいからみんなでやろう」と答え、みんなで楽しそうに遊ぶ笑い声が公園に響き渡りました。その子達にはジェンダーを理解できる大人になってほしいし、とても心が温まりました。

匿名希望

 スマートフォンで友達にメッセージを打っているとき、ふと考える。「この文章は読んだ人を傷つけないかな。」SNSはいつどんなときでも友達と繋がることができるとても便利なツールだと常々感じる。しかしそれと同時にお互いの顔が見えない状態でのコミュニケーションは難しいと思う。文面だけでは感情や細かなニュアンスは相手に中々伝わらない。だからこそ、送る際に一度文章を読み返して、相手の立場になって考えることが大切だと思った。

 茨城県立岩瀬高等学校2年 坪井 彩那 さん

 私の姉は小児がんを経験している。突然母から話されて中三の夏から一年面会のできない時期に入院が決まった。毎日のように姉から電話がきて、心配するといつも「元気だよ。」と返してくれた。でも姉が退院後、母から「入院中ずっと辛そうで毎日泣き言を言っていた。」と聞いた。当時は、嘘を吐かれていたようで悲しかったが、あれは姉の思いやりであり強さであると知った。互いが互いを思いやる尊い家族愛であると気付けた。

匿名希望

 私のおばあちゃんは、毎朝「いってらっしゃい」と言ってくれる。最近の私はなんだか恥ずかしくて「いってきます」が言えないでいる。でもこの前、おばあちゃんのお手伝いをしたときに、笑顔で「ありがとう」と言ってくれた。それがとっても嬉しかった。だから私も、温かい言葉を返したいと思った。いつも言ってくれるおはようとかいってらっしゃいをあたりまえと思わずに、私もたくさん送りたい。

茨城県立那珂湊高等学校3年 笹本 芽唯 さん

 電車の中で鞄にハート型のストラップをつけている人を見かけた。よく見たら、「おなかに赤ちゃんがいます」と書いてあった。私は気づいたら体が動いていて、その女性に声をかけていた。「ここ、どうぞ」女性の顔が一気に明るくなった。何度もお礼を言われた。私まで嬉しくなった。勇気を出して声をかけて良かったと思った。自分の勇気や思いやりが多くの人を救うことにつながる。それを自信を持ってたくさんの人に伝えたい。

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福祉部福祉政策課人権施策推進室

〒310-8555 茨城県水戸市笠原町978番6

電話番号:029-301-3135

FAX番号:029-301-6200

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