わたしたちの県議会 茨城県議会
平成11年第1回定例会


決算特別委員会

平成9年度 一般会計・特別会計歳入歳出決算を審査

 決算特別委員会は、1月の臨時会で認定に付された平成9年度一般会計及び特別会計歳入歳出決算について次のとおり審査を行った。
 2月1日に総括審査を行い、出納長、教育長、警察本部長、代表監査委員など関係者の出席を求め、出納長及び総務部長から決算概要、代表監査委員から審査意見などについて説明を聴取した。その後、部門別審査に移り、企画部関係者から決算の説明を受けたのち、質疑を行った。
 さらに、2月8日に衛生部及び福祉部、3月11日に教育庁、総務部の部門別審査を行った。
 審査の過程において論議された主な事項は、企画部関係では、百里飛行場民間共用化にかかわる費用負担と管理主体、常陸那珂工業団地の分譲見通しなど。衛生部関係では、看護婦などの修学資金の貸与時期、がん患者に対する治療法のチェック体制、血液センターの運営状況など。福祉部関係では、特別養護老人ホームの施設整備、乳幼児の医療費助成、メンタルフレンド派遣事業の実績など。教育庁関係では、親子ふれあいの船事業の今後の方向、教育相談体制の状況、老朽校舎改築の基準など。総務部関係では、県有施設建設の設計システム、収入未済・不納欠損額の状況と理由、新県庁舎周辺の業務用地の処分などについて活発な質疑応答がなされた。
 その他の部局の部門別審査については、第1回定例会中に審査が終了しないため、閉会中における継続審査にすることとし、議長あて継続審査の申し出を行った。今後の審査日程は、4月から5月にかけて部門別審査を行い、総括審査を経て、採決を行う予定である。


 

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