令和4年の総務企画委員会(下路健次郎委員長)の重点審査テーマは「「スマート自治体」の実現に向けた取組の推進」です
本委員会では、この審査テーマに対して県が取り組むべき施策について検討するとともに、その他所管事項についての調査等も行ってまいります。
以下、調査の概要につきまして、ご報告いたします。
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【令和4年10月19日(水曜日)】
<楽天Kドリームスバンク取手(取手競輪場)(取手市)>
楽天Kドリームスバンク取手(取手競輪場)は、昭和25年に開設し、老朽化及び東日本大震災で被災した施設の改修を行い、平成24年10月22日に本場での開催を再開しました。
県では、令和3年12月から新たに施設命名権(ネーミングライツ)の募集を行う施設を発表し、取手競輪場も施設命名権の募集の対象となり、令和4年4月28日からバンクの愛称を「楽天Kドリームスバンク取手」とすることになりました。
取手競輪場の事業概要について説明を受け、施設を視察しました。
<龍ケ崎市役所>
龍ケ崎市では、「大学のあるまち」をコンセプトに、平成16年2月に流通経済大学と協定を締結しました。
公民連携による社会課題解決については、アントラーズと連携したオンラインでのプログラミング教育や、QON(株)と連携した関係人口創出事業等を実施しています。
「龍・流連携」として、教育・文化、スポーツ、産業、人づくり・街づくり等の各分野で事業を展開し、市はまちの活性化、大学は大学教育の向上を図っています。
龍ケ崎市の事業概要について説明を受けました。
【令和4年8月17日(水曜日)】
<行方市役所>
行方市では、自然災害など有事の際の防災・減災対策として、防災対応型エリア放送「なめがたエリアテレビ」を開局し、家庭のテレビとワンセグ機能付き端末に向けた放送を実施しており、平時は市の情報番組や住民参加型情報番組を放送しています。
また、茨城大学の村上ゼミと連携し、平成29年度から「なめがた企業・商店応援CM制作プロジェクト」により、学生と地域住民との交流による地域活性化や、なめテレの広告効果実証等に取り組んでいます。なお、令和2年度以降はコロナ禍によりCM制作が難しいため、市民参加型等の朗読ドラマを制作しています。
行方市の事業概要について説明を受け、放送設備を視察しました。
<鹿嶋市役所>
鹿嶋市では、メルカリ及びアントラーズと地方創生事業に関する包括連携協定を結ぶとともに、公民連携による市内の社会課題解決や庁内DXに取り組んでいます。
公民連携による社会課題解決については、アントラーズと連携したオンラインでのプログラミング教育や、QON(株)と連携した関係人口創出事業等を実施しています。
また、「ICTをフル活用した財政構造改革」を庁内DXと定義し、庁内コミュニケーションツールの導入による事務改善やスマートフォンから24時間申請可能な行政手続のオンライン申請を導入するなど、市民目線でのDXの取り組みを進めています。
鹿嶋市の事業概要について説明を受けました。
【令和4年7月20日(水曜日)~22日(金曜日)】
<スマートシティ会津若松〔会津若松市役所、アクセンチュア・イノベーションセンター福島〕(福島県会津若松市)>
スマートシティの先進地である会津若松市は、生活を取り巻く様々な分野にICTや環境技術等を活用し、持続力と回復力のある力強い地域社会と安心して快適に暮らすことのできるまちづくりを推進しています。
会津若松市役所及びアクセンチュア・イノベーションセンター福島の取組の概要について説明を受け、アクセンチュア・イノベーションセンター福島を視察しました。
<米沢市役所(山形県米沢市)>
米沢市では、「米沢ブランド戦略」として米沢市民が一体となり、様々な領域で品質向上運動を起こすことで米沢全体を高付加価値化し、まちの活性化と関係人口の拡大を目指しています。
「米沢ブランド戦略」の取組の概要について説明を受け、意見交換を行いました。
<西会津町役場(福島県耶麻郡西会津町)>
西会津町では、県内初のケーブルテレビ局を開局し、ICTのまちづくりに取り組んでいます。進化するデジタル技術を有効活用した地域課題解決や行政サービス向上、移住・定住促進のために策定した「西会津町デジタル戦略」に取組んでいます。
「西会津町デジタル戦略」について説明を受け、意見交換を行いました。
<テラス石森(福島県田村市)>
テラス石森は、廃校となった旧石森小学校を活用してつくられた複合型テレワークセンターで、田村市における新たなビジネス等の創出、働き方改革、学び・交流・情報発信の拠点として作られました。
テラス石森の概要について説明を受け、施設を視察しました。
<いわき自転車文化発信・交流拠点ノレル?(福島県いわき市)>
いわき自転車文化発信・交流拠点ノレル?は、「サイクルスポーツツーリズムのまちづくり」、「スポーツを通じた共生のまちづくり」、「スポーツコミッションで持続的なまちづくり」の3つのミッション実現を目指し、自転車を中心とした交流の場として作られました。
いわき自転車文化発信・交流拠点ノレル?の概要について説明を受け、施設を視察しました。
【令和4年5月19日(木曜日)】
<株式会社エム・データ(水戸市)>
株式会社エム・データは、テレビ番組やCMデータの調査・分析などを行う会社で、独自のデータ収集システムを使用し、テレビ番組やテレビCMをテキスト・データベース化して「TVメタデータ」を構築し、顧客からの要望に応じ、カスタマイズして提供しています。
会社の事業概要について説明を受けた後、実際にデータ収集作業をされている様子を視察しました。
<株式会社アプリシエイト(水戸市)>
株式会社アプリシエイトは、ソフトウェア開発企業として、企業向けソリューション事業、IT顧問事業のほか、地域活性、デジタル人財の育成等の仕組みの創造を理念に、eスポーツ事業も展開しています。
会社の事業概要について説明を受けた後、eスポーツ体験を行いました。