平成27年の全常任委員会共通の重点テーマは「茨城の潜在力を生かした活力と潤いある地域づくり」です。 |
平成27年11月5日(木曜日)
<茨城県北ジオパーク 五浦海岸ジオサイト(北茨城市)>
地質学的,地球科学的に重要な自然遺産を見どころとした「大地の公園」であるジオパークは,地形・岩石・火山・断層・化石等の地質情報を,観光や教育,地域の文化などに関連させて地域振興を目指すものです。平成23年9月に日本ジオパークとして認定された「茨城県北ジオパーク」の概要について,推進協議会を組織する茨城大学から説明を聴取し,県北ジオパーク内の13のジオサイトの一つ,「五浦海岸ジオサイト」を視察しました。
<茨城県きのこ博士館(那珂市)>
茨城県きのこ博士館は,児童・生徒をはじめ県民が,きのこや山菜,桐,竹,うるし等の特用林産物の生態,それらを生み出す森林の役割,特用林産物と人との関わりなどについて楽しみながら学べる施設として整備され,平成10年4月に開館しました。同館を含む県の自然観察施設である茨城県植物園について,地域資源の活用状況等の概要説明を受け,施設の視察を行いました。
<日本貿易振興機構(ジェトロ)茨城貿易情報センター(水戸市)>
独立行政法人日本貿易振興機構(ジェトロ)は,我が国の貿易の振興に関する事業を総合的・効率的に実施することなどを目的として,国内43事務所,海外54カ国73事務所にて事業を展開しています。平成26年6月に開所した茨城貿易情報センターにおいて,施設の視察を行い,海外からの投資を呼び込み茨城の経済活性化に貢献する取組の概要等について説明を聴取しました。
平成27年8月6日(木曜日)
<空のえき「そ・ら・ら」(小美玉市)>
「空のえき そ・ら・ら」は,小美玉市の豊富な食と農をテーマに,地域再生を目指した市直営の施設として,2014年7月にオープンしました。茨城空港から500メートルに位置し,空港を活用した地域交流や地場産業,観光振興を図る地域再生拠点として整備された「空のえき そ・ら・ら」の概要等について,説明聴取を行い,施設の調査を実施しました。
<ネスレ日本株式会社霞ヶ浦工場(稲敷市)>
ネスレ日本株式会社霞ヶ浦工場では,「キットカット」,「ミロ」,「ブライト」など,多くの製品を製造しています。環境保全活動等にも積極的に取り組むなど,2003年には「地球にやさしい企業表彰」で県知事賞を受賞しました。
同工場の概要説明を聴取し,施設の調査を実施しました。
県外調査(兵庫県,大阪府,京都府) 平成27年7月15日(水曜日)~7月16日(木曜日)
<阪神・淡路大震災記念 人と防災未来センター(神戸市中央区)>
阪神・淡路大震災記念 人と防災未来センターは,大震災から得た貴重な経験を語り継ぎ,その教訓を未来に活かすことを通じて,災害文化の形成,地域防災力の向上,防災政策の開発支援を図り,安全・安心な市民協働等の実現に貢献することをミッションに「減災社会の実現」と「いのちの大切さ」「共に生きることの素晴らしさ」を世界へ,そして未来へと発信することを目的として2002年に創設されました。同センターの概要等について説明を聴取し,ボランティア(語り部)のガイドにより館内の視察を実施しました。
<大阪市役所 経済戦略局企画部(大阪市北区)>
世界的な創造都市に向けた観光・国際交流・文化・スポーツの各施策の上位概念となる府・市共通の戦略に基づき,「民が主役,行政はサポート役」との基本的な考え方のもと,世界が憧れる都市魅力を創造し,世界中から人,モノ,投資等を呼び込む「大阪都市魅力創造戦略」について,概要説明を聴取し意見交換を実施しました。<東映太秦映画村(京都市右京区)>
1975年に設立された東映太秦映画村は,文化事業と観光事業を二つの柱に,「映画の創造と発展に寄与する」「映画文化資産を保存継承する」「文化観光都市京都に貢献する」という社会使命をもって活動しています。その使命を果たすため,生きた撮影所の公開や観光資源の創造,サービス業に徹した顧客満足度の高揚などの理念に基づき経営をすすめており,時代に即応した映像娯楽施設の経営に努めています。
同映画村の,歴史を生かした魅力あるイベント・展示施設の概要とエンタテインメント・テーマパークとしての取り組み状況等について説明を聴取し,施設の視察を行いました。
平成27年7月8日(水曜日)
<JAXA筑波宇宙センター(つくば市)>
筑波宇宙センターでは,H-Ⅱロケット実機の屋外展示をはじめ,展示館「スペースドーム」において,人工衛星の試験機や精巧につくられた実物大の「きぼう」日本実験棟などが展示され自由に見学できるほか,ガイド付き見学ツアーも積極的に実施しており,多数の来場者を記録しています。同センターの概要等について説明を聴取し,施設の調査を実施しました。
<産業技術総合研究所(つくば市)>
産業技術総合研究所「サイエンス・スクエアつくば」では,世界一癒し効果のあるロボットとしてギネスにも登録されたアザラシ型ロボット「パロ」や,膨大なテーマの中から選び抜かれた研究開発の展示など,様々な産業技術分野の最先端を調査しました。同じく産業技術総合研究所の地質標本館は,世界的にユニークな地球科学専門の博物館であり,「地球の歴史」「生活と鉱物資源」「生活と地質現象」「岩石・鉱物・化石の系統的展示」の4つのテーマの常設展示について説明を聴取しました。
<筑波実験植物園(つくば市)>
国立科学博物館の「筑波実験植物園」は,植物の多様性を知り,守り,伝えることを使命に,研究・保全・展示・学習支援活動を行っています。園内では,日本の代表的な植物,世界の様々な環境に生育する植物,生活に利用する植物など多種多様な植物についての概要説明を聴取しました。
平成27年5月21日(木曜日)
<JRA美浦トレーニング・センター(美浦村)>
昭和53年4月に開設された同センターは,一般の方々に馬と身近に接する機会を提供するために「馬に親しむ日」などのイベントのほか,施設の一部についての一般開放や見学ツアー等の機会も用意しています。約68万坪(東京ドーム約48個分)の広大な敷地に,様々な調教施設を有する同センターの概要について説明を聴取し,施設の調査を実施しました。
<霞ヶ浦自転車道(かすみがうら市)>
本県の恵まれた自然環境を活かし,桜川土浦自転車道線(つくばりんりんロード)と潮来土浦自転車道線(霞ヶ浦自転車道)を一体のものとして,総延長約180kmのサイクリングコースを設定,沿線市町村との連携によるソフト・ハードの総合的な整備に取り組む「水郷筑波サイクリング環境整備事業」について,県地域計画課及び土浦土木事務所から説明を聴取し,現地調査を行いました。<CYBERDYNE株式会社(つくば市)>
CYBERDYNE社は,山海嘉之筑波大学大学院システム情報工学研究科教授・サイバニクス研究センター長の研究成果で社会貢献するため,実用化技術にとどまらず,エンドユーザーの生の声を活かして研究開発体制を構築し,独創的な製品群を生み出しています。同社の事業概要について説明聴取を行い,ロボットスーツHALのデモンストレーション体験を行うなど,調査を実施しました。