令和4年の保健福祉医療委員会(川口政弥委員長)の重点審査テーマは「医療・福祉分野における人材確保等対策」です。
本委員会では、この審査テーマに対して県が取り組むべき施策について検討するとともに、その他所管事項についての調査等も行ってまいります。
以下、調査の概要につきまして、ご報告いたします。
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【令和4年10月13日(木曜日)】
<公益社団法人茨城県看護協会(水戸市)>
(公社)茨城県看護協会から、コロナ禍での看護人材確保・定着、看護人材の質向上及び養成などについて説明を受けるとともに意見交換を行いました。
<一般社団法人茨城県身体障害者福祉団体連合会 外3団体(水戸市)>
(一社)茨城県身体障害者福祉団体連合会、(一社)茨城県身体障害者福祉協議会、(社福)茨城県視覚障害者協会及び(一社)茨城県聴覚障害者協会から、各団体の概要や取組などについて説明を受けるとともに意見交換を行いました。
また、車いすを使用している障害者も乗車できる障害者福祉バスの視察を行いました。
【県外調査(北海道) 令和4年7月20日(水曜日)~22日(金曜日)】
<学校法人東日本学園 北海道医療大学(北海道石狩郡当別町)>
北海道医療大学は、「新医療人育成の北の拠点」として地域医療に貢献する人材を育成する医療系総合大学です。
同大学から、大学の概要及び人材育成の取組について説明を受けるとともに、バリアフリーラボ等の学内施設を視察しました。
<社会福祉法人ゆうゆう(北海道石狩郡当別町)>
社会福祉法人ゆうゆうは、すべての住民が活躍できる共生のまちづくりを目指し、幅広い福祉事業を行っています。
同法人から、法人の概要及び共生のまちづくりの取組について説明を受けるとともに、同法人が運営するB型事業所のレストラン「当別町共生型コミュニティー農園ぺこぺこのはたけ」を視察しました。
<公益財団法人北海道盲導犬協会(北海道札幌市)>
北海道盲導犬協会は、昭和45年の設立以来、主に盲導犬の育成及び視覚障害者への盲導犬の貸与に関する事業を行っています。
同協会から、事業概要の説明を受けるとともに、訓練犬舎や同協会が昭和53年に世界で初めて整備した老犬ホーム等の施設を視察するとともに、盲導犬による体験歩行を行いました。
<北海道保健福祉部(北海道札幌市)>
北海道保健福祉部では、将来の医療を担う医師や看護人材の確保、医療機関における勤務環境の改善、介護・保育人材の確保、質の向上等に係る北海道の取組について説明を受けました。
<株式会社アミノアップ(北海道札幌市)>
株式会社アミノアップは、AHCC®、Oligonol®等の機能性食品原料メーカーです。
同社から、事業概要、品質や食品安全の取組、SDGsへの取組及び環境コミュニケーション活動等の説明を受けるとともに、工場や研究施設等の視察を行いました。
【令和4年5月13日(金曜日)】
<土浦保健所(土浦市)>
土浦保健所では、新型コロナウイルス感染症の感染状況と対応及び土浦保健所庁舎の整備について説明を受け、庁舎内を視察しました。
<県立医療大学、同大学付属病院(阿見町)>
県立医療大学、同大学付属病院では、看護師、理学療法士、作業療法士、診療放射線技師などの医療専門職を養成するとともに、リハビリテーション医療を提供していることなどについて説明を受けました。
また、看護学科の実習授業の様子や付属病院においてロボット(医療用HAL)を活用したリハビリ医療の様子を視察しました。