令和3年の保健福祉医療委員会(岡田拓也委員長)の重点審査テーマは「非常事態を想定した保健・医療・福祉の支援体制について」です。
本委員会では、この審査テーマに対して県が取り組むべき施策について検討するとともに、その他所管事項についての調査等も行ってまいります。
以下、調査の概要につきまして、ご報告いたします。
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【令和3年11月17日(水曜日)】
<子ども食堂「みんなのいばしょみなみ風」(日立市)>
NPO法人ふれあい坂下から、同法人が運営する子ども食堂「みんなのいばしょみなみ風」等の説明を受けるとともに、日立市役所から、同市が実施する子ども食堂運営補助事業及び市内の子ども食堂の現状等の説明を受けました。
<社会福祉法人茨城補成会(茨城町)>
社会福祉法人茨城補成会では、児童養護施設や福祉型障害児入所施設、障害者支援施設の運営、就労移行支援事業等の様々な福祉事業を展開し、児童や障害者などの支援に積極的に取り組んでいることなどについて説明を受け、施設内を視察しました。
【令和3年7月13日(火曜日)】
<筑波メディカルセンター病院(つくば市)>
筑波メディカルセンター病院では、地域の中核的な病院として、新型コロナウイルス感染症への対応を行っていることや東日本大震災、関東・東北豪雨(常総水害)では、県外からのDMATが参集する拠点となり、また、つくば北条竜巻でも、茨城DMATの派遣調整本部となり対応にあたったことなど、災害等非常事態における医療提供に係る活動について説明を受け、病院施設を視察しました。
<児童養護施設つくば香風寮(つくば市)>
社会福祉法人同仁会が運営する児童養護施設つくば香風寮では、令和元年度から県の里親制度等普及促進・リクルート事業を受託していることや、家庭養育優先原則に基づき、児童の里親委託について意欲的に取り組んでいることなどについて説明を受け、入所者が生活する生活棟を視察しました。