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更新日:2023年9月28日
新年のごあいさつ |
新年あけましておめでとうございます。
皆様におかれましては、新春を健やかにお迎えのこととお慶び申し上げます。
昨年は、大型台風の被害が相次いで発生するなど本県にとって大変な一年でありましたが、一方で、世界規模の経済問題などを話し合うG20茨城つくば貿易・デジタル経済大臣会合の成功や、令和初の国体開催となりました「いきいき茨城ゆめ国体」における、本県選手団の45年ぶりとなる天皇杯・皇后杯の獲得など明るい話題もありました。
本年は、人口減少や少子高齢化、デジタル経済の進展、世界経済のグローバル化など社会情勢が急速に変化する中にあって、将来にわたり本県を活力にあふれた県とするための重要な年になってまいります。
私はこれまで、変わらなければ未来に希望はないとの危機意識を持ち、「スピード感」と「選択と集中」を信条に、困難な政策課題にも臆せず取り組んでまいりました。
例えば、質の高い雇用の創出に向けた戦略的な企業誘致では、成長分野の本社機能などの誘致を数多く実現したほか、喫緊の課題である医師確保についても、明確な目標を掲げ推し進めることで、取り組みが良い結果に結びついてきております。
また、茨城空港や港湾の利用拡大、新たな国際線の定期便や連続チャーター便の開設、外国クルーズ客船の新規就航など、国内外からの誘客促進につながる成果も上がってきております。
さらに、将来の茨城を支える
今後とも、県政における諸課題の解決に向けて、社会情勢の変化などにも適切に対応しながら、スピード感はもとより、効果検証、軌道修正を絶えず繰り返し、本県がこれまで以上に国内外から注目、期待されるよう、さまざまな挑戦を続けてまいります。
本年は7月から、いよいよ東京2020オリンピック競技大会が開幕し、本県でも茨城カシマスタジアムでサッカー競技が開催されます。この絶好の機会に、県民一丸となって本県の魅力を世界に発信してまいりましょう。
引き続き、県内はもとより国内外の皆様に「茨城県、ワクワクするよね」と感じていただけるような「活力があり県民が日本一幸せな県」を目指してまいりますので、なお一層のご支援、ご協力をお願い申し上げます。
皆様にとりまして、本年が実り多き素晴らしい一年となりますことを心よりお祈り申し上げます。
令和二年一月一日
茨城県知事大井川和彦
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