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更新日:2022年5月12日

 

 知事定例記者会見における発言要旨220512

この資料は、県政記者クラブとの定例記者会見での発言内容を要約したものです。

 

知事定例記者会見の動画は、こちらから視聴いただくことができます。 

いばキラ(外部サイトへリンク)

 

ゴールデンウイーク期間の県内観光地の入込客数等について

東海第二原子力発電所の再稼働について

新型コロナウイルス感染症への対応について

ゴールデンウイーク期間の県内観光地の入込客数等について(2)

新型コロナウイルス感染症への対応について(2)

洞峰公園のパークPFI事業について

新型コロナウイルス感染症への対応について(3)

結城酒造における建物火災について

 

(作成:報道・広聴課)
令和4年5月12日(木
曜日)
13時31分~13時48分 会見室

 ゴールデンウイーク期間の県内観光地の入込客数等について

知事:よろしくお願いします。

日経(幹事社):幹事社の日経新聞です。よろしくお願いします。今日は発表事項がないということなので、代表質問から始めさせていただきます。まず1点目として、コロナが発生して以降、初めての制限なしのゴールデンウイークとなりました。経済活動の再開などについて、知事の方で受止めがあればお願いします。

知事:ゴールデンウイーク期間中の観光入込客数を言いますと、昨年に比べるとほぼ倍近く増えています。一方で、コロナ前に比べると、まだ半分程度にとどまっているという状況なのかなと思います。施設とか場所によって差があるのですが、大体全国的にも同じような傾向が続いているのではないかなと思っております。倍じゃないか。去年から5割増しで、ただし、5割増ししていても、コロナ感染前に比べるとまだ半分程度という状況です。

 これは、昨年に比べると、ゴールデンウイークに観光客の皆さんが大分戻ってきてくれたのではないかなと思いますが、まだまだ警戒意識を皆さんがお持ちなのか、コロナ前まで届いていないということなので、これからさらに経済活動が本格化していくことを是非期待していきたいと思っています。

日経:分かりました。ありがとうございます。同じく経済活動についての質問です。いば旅あんしん割の期限が5月末に迫っているかと思います。現在のいば旅あんしん割の効果についての考え方と、再延長についての方針が決まっていれば、教えてください。

知事:いば旅あんしん割、県内の観光事業者からも非常に評判が良くて、いば旅あんしん割が観光の起爆剤になっているというふうにおっしゃっていただいています。県内の宿泊業者などにヒアリングをサンプル的に行うと、かなりコロナ前に近い状況に戻ってきているところもあるので、そういう意味では、大きな役割を果たしているのではないかと思います。国の県民割がどういうふうになるかというのはまだはっきりしませんが、是非延長していただいて、我々としても、引き続き、いば旅あんしん割を続けていきたいと思っています。

日経:国の方に延長を要請するような考え方というのはあるのでしょうか。

知事:全国知事会などを通じて、当然、要請を行っていきたいと思っています。

 

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 東海第二原子力発電所の再稼働について 

日経:分かりました。ありがとうございます。次の質問に移ります。今月9日に開かれました東海第二原発の所在地の首長懇談会で、東海村の山田村長から、避難計画の策定などについて、県と連絡を取っていく必要があるという趣旨の発言がありました。県としては、どのように対応する考えがあるのか、教えてください。

知事:東海村長のおっしゃる話、そもそも県で行っている独自の安全審査もまだまだ道半ばでございますし、実効性ある避難計画をつくるためのシミュレーション、どういう被害が起きるかという被害想定を、今、日本原電の方に作成を依頼しているわけで、その結果を受けて、我々としても、当然、精査しなければなりません。その段階において、別に東海村というだけではなくて、関係市町村には、当然、情報交換をしながら、様々、相談をすることになるかとは思っております。

 いずれにしても、私どもが申し上げていた、やらなければならないことを粛々とこれからも続けていきたいと思っています。

日経:分かりました。ありがとうございます。幹事社からは、以上です。各社さん、お願いします。

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 新型コロナウイルス感染症への対応について 

読売:コロナの関係で伺いたいのですが、ゴールデンウイークが明けて、数字的には3日連続で感染者数が前週を上回っているという状況なのですが、感染の現状について、知事の受け止めをお願いします。

知事:感染者数は一時的に増えているとは思うのですが、入院者数は確実に減少を続けておりますので、そんなに大きな心配をするような兆候は今のところ見えていないと考えております。

読売:コロナ関連で、話題は変わるのですが、昨日、官房長官が、屋外でのマスク着用について、前提付きではあるのですが、不要だという見解を示されまして、それに対する受け止めや知事としてのお考えがもしあればお願いします。

知事:オミクロン株になって、我々も分析を様々すると、重症化率、あるいは死亡率が極端に減ってきているのです。皆さんも実感されていると思いますが、ワクチン接種が高齢者の方の間で進むと、仮に感染者としては数が多くても、入院なり重症化するようなケースというのが非常に少なくなってきているというのが現実の問題としてございます。

 そういう中で、屋外においてマスクの着用が義務というような位置付けをするのは、そろそろ見直してもいいのではないかなと。要するに、コロナウイルスが変質しているのに合わせて、かつ我々としてもワクチン接種などのある程度の社会的な備えができている中で、これから熱中症の危険のある季節にもなりますし、状況を見ながらマスクを外すということも十分あり得るのではないか、マスクを外すことを許さないということになると、我々、永遠にマスクなしでは生きられないということにもなりかねませんので、そろそろ様々な緩和を検討しても良い頃なのではないかなということで、私も非常に同感でございます。

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 ゴールデンウイーク期間の県内観光地の入込客数等について(2)

茨城:先ほどのゴールデンウイークの話に戻るのですが、観光客の入込客数ですが、昨年より5割増しほどということでしたが、そうすると、具体的に何人ぐらいになるということでしょうか。

知事:県全体の入込客数、10日間で言いますと、今年度は181万5,895人となっております。2021年が122万人でございますので、大体59万人増の48.4%増です。ただ、2019年は335万人だったので、それに対しては45.8%低いということです。

茨城:具体的に、どういった場所とか、どういった施設で伸びているかとか、特にあれば教えてください。

知事:様々なのですが、例えば、増えたところというといばらきフラワーパーク、それから、大洗サンビーチなどかなと。

 2021年との比較で言うと、いばらきフラワーパークは減っているのか。おしなべて2021年に対しては増えています。ただ、フラワーパークは2019年に対しては増えています。要するに、リニューアルして、昨年、もともと増えているので、昨年より微減という感じです。

 他は昨年に比べると、国営ひたち海浜公園だと96.4%増、陶炎祭でも21.8%増、アクアワールド茨城県大洗水族館で65.5%増などとなっております。

 2019年度比で言うと、国営ひたち海浜公園、陶炎祭、アクアワールド茨城県大洗水族館がそれぞれ減っていて、いばらきフラワーパークと大洗サンビーチは2019年度比でも増えているという状況です。

 陶炎祭のように入込客数の集計の仕方が変わっているとか、あるいは、大洗サンビーチだと、多分、潮干狩りを目的とした人がものすごく押し寄せているというような話も伺うので、そういう別な要因なんかもあるのではないかなというふうに分析はしておりますけれども、全体としては、昨年に比べて5割増、ただ、2019年に比べるとまだ半分という状況です。

茨城:あと、ゴールデンウイークのお話ということで、今回、久しぶりの制限のないゴールデンウイークでしたが、知事ご自身は、ゴールデンウイークを、どのように、どちらでお過ごしされていたのでしょうか。

知事:プライベートなことなので、コメントは差し控えたいと思います。

茨城:ありがとうございます。 

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 新型コロナウイルス感染症への対応について(2)

NHK:先ほど、ゴールデンウイーク明けのコロナの状況についての受け止めの話がございましたが、今のところ心配するような徴候はないというお考えだと思うのですが、今後に向けてどのような対応をされる予定かと、それから、県民の皆さんへの呼びかけを教えていただけますか。

知事:今後の対応としては、3回目接種及び、政府の方針も示されました4回目接種について、着々と進めていくということに尽きるのかなと思っています。

 行動制限などについては、今後も、先ほどの屋外でのマスクを着用しないケースもあり得るということも含めて、経済との両立を図りながら、緩和していきながら、重症化する方が増えるような状況がないように、医療体制の負荷もよく観察しながら、注意深く進めていきたいと思っています。

NHK:県民の皆さんへの呼びかけを教えてください。

知事:県民の皆様には、ワクチン接種を済まされた方については、状況をよく分析しながら、過度に恐れることなく、経済活動や社会活動を再開していただきたいと思っています。

NHK:ありがとうございます。それから、経済との両立を図っていくとおっしゃっていましたが、観光振興など、経済の振興に関しては今後どのように当たられますか。

知事:先ほど、いば旅あんしん割の話をさせていただきましたし、あとは、今度4回目になる一時金の支払いなども開始していますので、コロナの影響で、まん延防止等重点措置などの行動制限などで影響を受けた事業者に対する支援など、あとは、国から今後示される追加の様々な支援策なども含めて、スピーディに実施することによって、きちんと経済の回復、それから、コロナ禍によって非常に困難な状況に陥った方々への支援を進めていきたいと思います。

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 洞峰公園のパークPFI事業について

NHK:それから、もう1点、話題が変わるのですが、つくば市の洞峰公園の整備運営事業についてなのですが、住民の方から、県との協議会を求める署名が知事宛に提出される予定だという話があったのですが、これに対してどのように受け止めされて、今後、どのようにご対応されるか、教えてください。

知事:まだ受け取っていないので、受け取り次第、我々としても十分分析を行っていきたいと思っております。ただ、住民という方々が一体どれだけの範囲の人なのかということもしっかりと見なければなりませんし、洞峰公園は県立公園ですので、つくば市民以外の県民の方々のご意見なども聞いていく必要がありますし、それから、運営するために、毎年、もともと1億円以上の出費を県が行ったのを、PFIなどを取り入れて、縮減額が6,000万円で、そういうふうに努力はしているのですが、公園の在り方などについても、今後はつくば市ともしっかりと話し合わなければいけないと思っておりますので、いずれにしても、様々な選択肢、それから、県民の様々な声を聞きながら、じっくりと調整をしていきたいと思います。

NHK:ありがとうございます。  

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  新型コロナウイルス感染症への対応について(3)

共同:国の外国人の入国緩和について所見をお伺いしたいと思います。先日、観光客の受け入れというのが段階的に広げられるというような方針が打ち出されましたが、これまで、知事は、留学生ですとかビジネス目的の入国を特に緩和するべきだというふうに要望してきたと思いますが、改めてこの政府の姿勢の変化ですとか、あとは時期的にどうかという評価をお願いします。

知事:時期的な問題を含めて、可能な限り速やかに緩和を進めていただきたいと思っています。いずれにしても、とりあえず2万人へ緩和していくということについては歓迎をしたいと思いますが、ワクチン接種状況であるとか、相手国の感染状況などを見ながら、欧米並みに入国制限の緩和を進めるべきではないかと思っております。それに向けて、さらに政府に対しても要請をしていきたいと思っています。

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  結城酒造における建物火災について 

読売:また話題は変わるのですが、昨日、結城市の結城酒造から出火しまして、国の登録有形文化財の酒蔵二棟が全焼しました。それに対する受け止めと、現時点で、県としてもし考えられる支援策などがあれば、お考えをお願いします。

知事:結城酒造さん、社長ご夫妻の奥様の方も、茨城県で常陸杜氏ということで杜氏の資格も取っていただいているなど、我々としても非常にお付き合いの深い方々で、今回、国の有形文化財の酒蔵が二棟とも焼失してしまったことは、私どもも大変大きなショックを受けているところでございます。

 当事者の皆様、幸い、怪我とか、そういうことはなかったというふうに伺っておりますが、大変大きなショックを受けていらっしゃると思いますので、経営再建に向けて、我々としても何ができるか、今後、結城酒造の方々とも相談しながら、できることを模索していくということなのかなと思っています。

 

日経:他にありますでしょうか。では、ないようですので、ありがとうございました。

知事:ありがとうございます。

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総務部知事公室報道・広聴課報道

〒310-8555 茨城県水戸市笠原町978番6

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FAX番号:029-301-6330

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