男女共同参画基本計画答申

「茨城県男女共同参画基本計画（第3次）」の答申について

「茨城県男女共同参画基本計画（第2次）」の計画期間が今年度末で終了するにあたり、平成28年度から5年間の「茨城県男女共同参画基本計画（第3次）」（案）について、茨城県男女共同参画審議会の川上美智子委員長、林寛一副委員長から、12月10日に知事へ答申していただきました。

急激な人口減少や超高齢化など、男女共同参画を取り巻く社会情勢は大きく変化しております。また、国においては、女性のさらなる活躍に向けて、男女共同参画基本計画の改定や、関係法制度の整備を進めております。その一方で、本県では、性別による固定的役割分担意識が未だ根強く残っているなどの諸課題も存在しております。

本答申では、これらを踏まえ、3つの基本目標の下、10の重点課題を設定し、更なる取組を進めることとしております。

【3つの基本目標】

Ⅰ「様々な分野における男女共同参画の推進～人が変わる～」

Ⅱ「持続可能で多様な働き方のための環境の整備～組織が変わる～」

Ⅲ「一人ひとりの人権が尊重される幸せな社会の構築～社会が変わる～」

川上委員長から、内容説明の後、「大企業は取組が進んできているが、中小企業でも進めてほしい。家庭内の意識の見直しも必要なのでは」などの発言があり、橋本知事は、「背景から直していかないといけない。頑張っていきたいので、今後とも助言をいただきたい」と答えられました。

今後、この計画案は、12月中旬の庁議で決定後、県議会に提案する予定です。